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2004/08/22

はじめての架空請求

少し前に我が家にも架空請求のハガキが届いた。
弟には、半年以上前に届いており、兄としては先を越された
感じだが、これでようやく並ぶことが出来た。

これが、その実物である。

P8200002.JPG

パソコンを持っていない弟にインターネットの有料サイトの請求
が来た時も笑ったが、今回も届いたハガキも楽しいネタが満載
である。

まず、

[請求内容]

「本日、当社『セレクション』が貴方様がご利用になられた運営
業者様から債権回収の依頼を正式に受理しましたので、今後
当社がご請求をさせていただきます。」

・問題点1:民法467条(指名債権譲渡の対抗要件)

事前に債権者から債務者に
「あなたの債権を債権回収業者に譲り渡した」
との通知がないと、請求された人(=債務者)は、その請求を拒否
出来る。
債権者から債務者に債権譲渡通知がないと、債権回収業者からの
正当な請求にはならない。
ここでポイントになるのは、債務者(=自分)に「債権を譲渡した」
言ってくるのは、譲渡した人であって、譲渡された人ではないこと

である。


・問題点2:弁護士法72条、73条

弁護士以外の者が、業として債権回収することは禁止されている。
少し詳しく書くと、他人の権利を譲り受けて、訴訟、調停、和解など
の方法で、債権回収を業とすることは出来ません。これをやってしまう
と、弁護士法違反となる。

ちなみに罰則については、弁護士法77条に規定されており、
2年以下の懲役又は300万円以下の罰金となる。

[ご請求金額]

ご請求金額欄を見ると、

「下記までお問い合わせください。」

とある。

「債務がある」と言って来ているのに、問い合わせないと教えて
くれないというのもおかしな話である。


まぁ、元々あるはずのない債権を「ある」として言ってきているよ
うな輩なのだから、正確さを求めるのも馬鹿らしい。

架空請求業者へ

刑法246条(詐欺)
人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。

他人を騙した罪は重い


《ご参考》

もし架空請求でお悩みの方があれば、こちらにもっと専門的で
詳しい情報があるので、参照してほしい。

国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/
悪質な「利用した覚えのない請求」が横行しています
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/twoshotto.html

※ここを読んでいると、国民生活センターにも架空請求が来ている
 ということが書いてある。
 国民生活センターと言えば、内閣府 国民生活局配下の独立行
 政法人である。業者も相手くらい選んで送っ て欲しいものである。

他にも各都道府県警などにも問い合わせ窓口がある。

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コメント

ログアウトっていうのも相当どうかと。

投稿: | 2004/08/23 06:24

コメントありがとうございます。
ご指摘の「ログアウト=退会手続き」というのも
変ですし、[ご注意]にある「...金融機関の全
停止処分」「ブラックリスト」云々というのも変
な話です。何の権限も彼らにはありませんので。
ぜひ裁判をして欲しいものです。
そうなると一番困るのは彼らでしょうが(笑)

投稿: CYRO | 2004/08/23 07:34

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