Winnyユーザー逮捕の手法 ついに明らかに!
京都府警によるWinnyユーザー逮捕までの手法が、ついに明らかになった。
詳細な方法は、この記事を読んでいただきたい。
結局は、
「府警はWinny本体に対して暗号解読も試みたが、歯が立たなかった。」
らしい。
今回、逮捕に至ったのは、Winnyに組み込まれたBBS機能から足が付いたようである。
さて、ここで疑問である。
なぜ、群馬県高崎市と愛媛県松山市の「犯人」を逮捕したのが、京都府警なのか?
京都府警と言えば、この手のサイバー犯罪の摘発記事の常連である。
京都府警には、IT系に強い特殊な部隊がいるのだろうか?
私は、ある情報を入手した。
「『サイバーポリス』の裏には、ゲームメーカーの協力がある。」
というのである。
その後の調査で、
「成田空港の税関に違法CD-ROM摘発用のパソコン設置を進言したのも、あるゲームメーカーだ。」
という情報を得た。
そして、さらにこのようなディープな話も聞くことが出来た。
「増加するIT系の犯罪に対して、警察もスキルアップに力を入れているが、いかんせん数的にも質的にも追いつかない。
そこで、地元のゲームメーカーに技術指導の協力を依頼するようなことも出てくる。
警察の依頼だけにゲームメーカーも無下に断れず、時には、パソコンなど機器持参で協力することになることもある。」
そして、最後にこう話してくれた。
「IT系犯罪を摘発する警察は、その管轄内に有名なゲームメーカーか、あるジャンルのゲームメーカーがある。」
確かに京都府には、ゲームメーカーの雄、任天堂の本社もある。
それに京都には大学やベンチャー企業も多いから、IT系の高いスキルを持った人材が豊富であるのは間違いない。
「『サイバーポリス』の裏には、ゲームメーカーの協力がある。」という情報について、今この真偽はわからない。
しかし、今後、発生するサイバー犯罪を摘発したのが、どこの警察なのかは、注意深くトレースする必要がありそうだ。
【補足】
今度は、ハリウッドが動き出した。
権利とお金にはすごくうるさい連中が相手だけに、今も「Winny」や「WinMX」を利用している方は、お気をつけください。
その恐怖のシナリオについて、CYRO流に分析・予想してみたので、ぜひ一度ご一読ください。
「ハリウッドがあなたを訴える?! Winnyユーザーの想定賠償金額は1人平均5049万円!」
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コメント
京都府警は任○堂とは関係ないんじゃないかな?
90年代後半からネット関係の犯罪を検挙していたし
伝説のハッカーccを逮捕したのも京都府警
当時は父兄にはPCおたくがいるって噂されていた
投稿: | 2004/09/20 02:33
情報ありがとうございます。
そういう噂もあるのですか?
参考になります。
それを可能にするのも、高度な技術に対応出来る
人材を供給出来る京都という土地柄があってこそ
のものなのでしょうね。
投稿: CYRO | 2004/09/20 23:08