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2004/10/07

IT版「死の商人」

こういうプレスリリースを見ると複雑な気持ちになる。

富士通としては、ライブドアという顧客への立派な「ソリューション」なのだろう。

そして、きっと、この商談を取った営業や開発を担当した技術部門は、社内や業界
において高く評価されるのかも知れない。

でも、このシステムによって、ばらまかれる(と想定される)スパムメールの被害を被る
人々にとって、これは迷惑以外の何ものでもない。

携帯電話会社・インターネットプロバイダーや総務省・経済産業省が一致して、スパム
メール撲滅に努め、利用者は度々アドレスの変更やスパムブロック設定を強いられて
つつ何とかここまで来た。

(タテマエはどうであれ)このシステムは、それらの官民をあげた努力を無にしかねない
ものである。

このスキームを見て、似たケースを思い出した。

ミサイルやマシンガンなどを造る兵器メーカーは、国家や団体に売るだけで、直接的に人
を殺すことはない。

しかし、殺される側から見ると迷惑を通り越して、無くしてしまいたい「死の商人」である。

今回の場合、富士通やライブドアの位置づけを例えれば、IT版「死の商人」と言えるかも知
れない。

経営的に厳しく、顧客対応上も難しいとは思うが、富士通はもう少し考えてもよかったのでは
ないか?

少なくともプレスリリースを出すような話でないと思う。

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