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2004/10/29

今日のキーワード 「コンシェルジェ」

コンシェルジェ(コンシェルジュ)[Concierge]

《普通の辞典》

(1)元々はフランス語「門番」「番人」の意。転じて「案内人」
  に。
(2)一流ホテルのフロント周りにいて、宿泊客に様々な世話をする
   人。
   宿泊客のための物知りで便利な相談係
   宿泊することの以上の満足を顧客に提供する人
(3)チケットの予約、旅行や娯楽のアレンジ、旅行者の情報収集
   など宿泊客のどんなご要望にも応えるべく、全力を尽くして解決
   することが求められるため、幅広い知識と人脈、経験が求められ
   る。
(4)最近は、ホテルやデパート、マンション、IT企業などの民間企
   業から役所などでも見かける。

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《悪魔の辞典》

(1)次の事業戦略の具体策を打ち出せない組織に大人気のキーワード。
   「中期事業計画」「長期事業計画」にこの言葉を見つけたら要注意
   「がんばります」と同じ程度の意味でしかない。

(2)誰も本当のコンシェルジェのサービスを受けたことがないので、
   わからない
のが実態である。

(3)「わが社はお客様のコンシェルジェです」というアピールをする
   組織ほど、本当のコンシェルジェのサービスから乖離している。
   声の大きさとサービスの質は反比例する

(4)同様にコンシェルジェ本来の意味から遠い企業ほど、この言葉の
   採用時期が遅い

   民間企業でのブームは鎮静化。今は自治体で大ブームである。
   逆に言うと、今になって、この言葉がキーワードとして採用して
   いる民間企業は、相当にヤバいといえる。   

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