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2004/11/09

部下正座させBB弾を数発発射、護衛艦の2等海曹逮捕

部下正座させBB弾を数発発射、護衛艦の2等海曹逮捕

久々にジャストミートのニュースである。
つい学生時代のバイトを思い出してしまった。

恐らく多くの人は笑い話でサラッと流してしまうと思うので、少し解説をして
みたい。

海上自衛隊横須賀地方警務隊は8日、護衛艦「たちかぜ」所属の
2等海曹(34)を暴行の疑いで逮捕した。

「警務隊」というのは、自衛隊内部に関して権限を持つ自衛官の警察みたいなもの。
昔でいう「憲兵」である。
一般の警官同様に司法警察官としての権限があるので、記事にあるように逮捕権も
ある。

2等海曹、旧日本海軍で言うと「二等兵曹」である。
ピンとこない人がほとんどだと思うので、陸軍で言うところの「軍曹」に当たる。
軍曹と言えば、「鬼軍曹」という言葉もあるので、だいたい想像がつくだろう。

この人の場合も34歳で2等海曹だから、高校を出てから、叩き上げでここまで
来たものと想像できる。出世としても、ノンキャリとしては順当なところである。

防衛大学校や一般大学から幹部候補生を経ると、いきなり「曹」をすっ飛ばして
三等海尉になる。
昔でいう「少尉任官」、今で言えば「キャリア」といったところか。

そのキャリアを現場で支えるのが、こうした「曹」クラスの人たちである。どこの国
の軍隊でもそうだが、このクラスがしっかりしてないとグチャグチャになる。

逆の言い方をすれば、これら下士官がビシッとしてれば、大学出てすぐの何も
知らない将校(三等海尉、旧軍の少尉以上)でも指揮官が務まるとも言える。

事実、そう公言する下士官の話を聞いたこともある。

解説を続けよう。

調べによると、2等海曹は今年6月ごろ、同艦内で部下の海士長(20)
「髪形をパンチパーマにしろ」などと言って正座させ、エアガンでプラス
チック製BB弾(直径約6ミリ)を海士長の全身に数発発射した疑い。


この記事では、「髪形をパンチパーマにしろ」とだけあって、その
理由までは書いてない。

筆者は、学生時代に電話工事と運送会社などでバイトをした経験がある。
このいずれの現場でも、

「仕事をするなら、やっぱりパンチがいいぞ。」

という話を聞いた。

その理由は、

・髪が乱れない。

・短いから作業の邪魔にならない。

・手入れが楽。

・汗が垂れない。

などであった。

きっと、このセリフも逮捕された2等海曹が、部下である海士長(2等海曹の
2階級下。旧軍の「兵長」に当たる)に、

「もっと仕事に身を入れろ!」

みたいな話の中で出てきたのだと想像している。
きっと任務に熱心な方ではなかったかと思う。

今の時代では、かなりアナクロだが。

それ以上に、エアガンなんて小道具を持っていたところは相当に痛い...

あとは、この「事件」がどのようにして、外部に漏れ、逮捕に至ったのかが非常
に気になる。

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