ピンクレディー 振り付けマスターDVD
先日、本屋で、こんなものを見つけた。
講談社 (2004/07/09)
売り上げランキング: 1,037
通常2~3週間以内に発送




と、
講談社 (2004/09/18)
売り上げランキング: 201
通常24時間以内に発送




の2種類。
ピンクレディーといえば、1970年代後半~80年代初頭にかけて全盛を誇った国民的なアイドルである。
今でも、時々バラエティ番組に出演することもあるので、ご存じの若い方もいるかと思う。
このDVDの何がすごいかというと、
御年46歳のミーとケイが、当時のあの衣装(さすがに新調したようですが)で、あの振り付けで踊っているのです。
ふつうの46歳の女性であんな衣装を来たら、思いっきり違和感があるでしょうし、第一あんな激しい踊りを踊れる訳がありません。
ピンクレディー解散後も努力を忘れなかったからこそ出来るワザなのでしょう。
しかも二人とも。
解散後、それぞれ違う道を歩みながらも。
そう思うと、感慨深いものがあります。
全盛期の彼女たちの努力は、すごかったと思います。
寝る間も惜しんで、がんばったのでしょう。
でも、「その後」の努力は、それ以上にすごいと思うのです。
全盛時の努力は、まだ報われます。
ピークを過ぎた後、いつ報われるかわからない努力をあきらめずに20年近くも続けてきた、そんな彼女たちを思うと胸を打つものがありました。
しばしの時間、ふとそんなことを考えておりました。
周りからは、本屋でピンクレディーのDVDを手にして、ジャケットをジッと見つめる自分を「変なおじさんだな~」と思われていたかも知れませんが。
Amazonのランキングを見ると、結構売れているようですね。
自分らと同じ世代の人間が買っているのでしょう。
今年の忘年会は、おじさんやおばさんによる振り付け付きのピンクレディーの芸が流行るかも?
【回想】
ピンクレディー全盛の頃、各家庭にテレビが1台しかなかったし、同じテレビ番組を家族全員で視てました。
(2台ある家でも、なぜかいっしょに視ていたように思います。)
ビデオも普及していなかったから、真剣です。
人気歌手の曲や振り付けなんか必死になって覚えたものです。
間違いなく今の小学生よりも集中力を鍛える場は多かったと思います。
そして、翌日、学校に行くと、前日の番組の話で盛り上がったものでした。
アニメの話、歌番組の話、野球の話...
共有できる話題が絞られていましたから、当然と言えば当然ですが。
今も忘れられない子供時代の思い出です。
今は、各部屋にテレビがあり、しかもビデオやDVDもあるので、当時より恵まれていますが、反面、同じ話題で同じ世代が共有できる話題もなくなったことを考えると、どっちがいいのか難しいものですね。
幻冬舎 (2004/10)
売り上げランキング: 102,751
通常2~3日以内に発送


売り上げランキング: 163,047
在庫切れ



| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント