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2005/01/10

私が体験した刑務所の中

あまり話をしたことはないが、私は刑務所に入ったことがある。

20年近く前の話である。

刑務所に入ったことがあるといっても、受刑者としてではなく、出入りの業者としてである。
(期待させてすみません)

学生の頃、最初にやったバイトが電話工事の仕事であった。

工事だけでなく、たまには電話交換機などの定期点検にも同行していた。

刑務所もその中のひとつである。

と、言ってしまえば、なんてことのない話だが、「身に覚えのない」人間が刑務所に入ることは、たとえ仕事といっても緊張したものである。

大体は、指示されたところを回るだけなので、受刑者と接触することはない。

一度だけ、そういう場に遭遇したことがある。

ちょうど、そのときは、受刑者への慰問会があった。

その時のゲストは、なんと畑中葉子。

畑中葉子と聞いてもわからない人も多いかと思う。

1978年平尾昌晃とのデュエット曲「カナダからの手紙」が大ヒット。
同年の紅白歌合戦にも出場した歌手である。

canada
(まだ二十歳前。初々しいお姿です。)

ただ、いわゆる「一発屋」で、その後は、パッとしなかった。

でも、当時を知る自分にとっては、超有名人
しかも塀の中でお会い出来るなんて夢にも思いませんでした。

仕事中なので、作業をしながら、漏れ聞こえて来る声を聞く程度でした。

「あの畑中葉子が、刑務所の慰問に来るんだな。」

なんて思いながら作業をしてました。

すると、あの曲が流れて来るではなりませんか。

もしかして、そうあの名曲では...

うしろから、まえから、どうぞ ♪(はぁと)

そう、「カナダからの手紙」の後、姿を消した(?)畑中葉子は、1980年、突如ヌードになり、にっかつロマンポルノに登場!

初のソロシングルが、主演映画の主題歌ともなった「後ろから前から」であった。

あまりにもヤバすぎる歌詞であるため、事実上の放送禁止になったとも聞く。

ushirokara_cd
(ジャケットを見ても「ヤバさ」は伝わって来ます。)

そんな曲を禁欲生活を強いられ(事業自得だが)、欲求不満の塊のような受刑者に聴かせるのは、拷問でしかない。

もし、これが国家権力によって精緻に考えられた「懲役」であれば恐ろしい。(そんなワケないと思うけど)

限られた機会でもこのような事実を知ることが出来た。
もっと調べると刑務所の中には、まだまだ色々なことがありそうだが、ちょっと進んで入る「勇気」はない。

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