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2005/04/11

「原宿ジャイアン9」ライブレポート(1)

昨日(4/9)東京・原宿RUIDOにて行われた、 せきずいTWOGEE主催ライブ「原宿ジャイアン9」に行ってきました。

今回の「原宿ジャイアン」は、主催バンド以外に、

ワカバCLOCKWORK PUMPKINSHUMPTYの5バンドが出演した。

開会式が18:00からだというのに、忘れ物を取りに帰ったり、新橋駅の人身事故で山手線が止まるなどで、会場に着いたのは、約2時間遅れ

自分が到着したときは、残念ながらCLOCKWORK PUMPKINSの出番は終了していて、ワカバのステージの途中だった。

wakaba050409_2
(これが、ワカバ。ストロングスタイルのデュオ。)

地下に降りて、扉を開くと、すごい熱気と、人、ヒト、ひと...
足の踏み場もないとは、まさにこのこと。

人波をかき分け、足元の荷物に注意しながら、最後尾の関係者席へ。
原宿RUIDOには、何度も来ているが、こんなに人で埋まっているのは初めてだ。

「人気バンドワカバの出番だったせいだからだろうか。」

なんて思いながら、見てました。

ぎゅっと

初めから会場が盛り上がっている段階で来たので、雰囲気に付いていくのが大変です。

群集心理もあるのでしょうか、いつもよりハイテンションなノリのように感じました。

ワカバのステージが終わり、恒例の賞金争奪ビンゴゲームの頃になっても、不思議な空気が流れています。

私の前にいた5人くらいの「ワカバ」ファンのグループが、賞金5,000円を獲得。

「うわ~っ、やった!やった!」

と悲鳴のような声。

「みんなで飲みに行こう」

などと、使い道の算段をささやく声が。

「せきずい」Vo.ゴウが、八千代銀行の封筒から取り出した5,000円札を取り出し、サイン色紙とともに当選者に渡す。

そして、主催バンドの一つである「TWOGEE」が登場。

TWOGEE050409_1

カメラを2台用意し、いつものようにステージ近くに移動しようとしたのだが、人が密集していて、元の場所から全く動けない。

前に進むどころか、左右に半歩進むのもままならない。

「今日は、ここで定点撮影するしかない。」

と腹をくくることにした。

このライブの前日(4/8)にCD「水無月メール」が発売されたせいもあってか、いつもより相当力が入っていたように見えた。

水無月メール
(2005年4月8日全国発売「水無月メール」)

いつもは、もっとトークに冴えがあるのだが、少し固さを感じた。
そのせいか、前半は客席とのキャッチボールにぎこちなさがある。

「水無月メール」以降から、ようやくいつものペースを取り戻したように見えました。

5/11(水)には、渋谷O-EASTという大きな会場でのイベントにも出演が決まり、さらに6/11(土)には、今回と同じ原宿RUIDOでワンマンライブ「水無月メール一斉送信!」が行われる予定。

「今年は勝負の年。」
「背水の陣。」
「CDが売れんかったら困る!」

という言葉からも、今年の音楽活動にかける彼らの気合いと意気込みを感じられました。

「TWOGEE」弟はっきのヘアスタイルがモジャモジャに。

hakki050409
(こんな感じです。)

本人は、

「イケてんの!」

と主張していたが、さんざん冷やかされ、ビンゴゲームの掛け声にもなってしまった。

その掛け声とは、数字が揃った人は、

「ビンゴー!!イエス!イエス!(ビンゴゲーム賞金の提供者である「TWOGEE」兄に感謝する意味で)おにいちゃ~ん!!ワオ!ワォ!弟~!!モジャ!モジャ!」

というもので、振り付きでアピールしなければ、当選権が得られない大切なもの。

私は、「ドラゴンボール」に出てくるミスター・サタンを思い出してしまったのだが...

前半ちょっと固かったが、後半は、いつもの「TWOGEE」らしく、きっちりシメてくれました。

次のバンドは、HUMPTY
準備の合間に暗闇となったステージを見え隠れする怪しげな姿。
広げた扇子みたいな頭も見えます。

「なに、あれ?」

と周囲の観客もザワつきます。

ステージが始まるや、いきなり演歌っぽいイントロが。

「????」

「HUMPTY」ファン以外は、「えっ?!」というような反応です。

ステージが明るくなると、暴走族が着るような黒い衣装を着た集団が。

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(ホウキのような髪形の方も。セットするには、スプレーを1本使い切ってしまうそうです。)

そして、そのうちの一人と和服のような衣装を着たシャクレ顔の男による寸劇が始まります。

健康ランドで行われる旅一座のようです。

左隣の女の子たちの集団は、「HUMPTY」のファンらしく、キャアキャア騒いでます。

いざ、演奏が始まると、観客を楽しませる工夫が随所に散りばめられています。

humpty050409_2
(いつの間にか脱いじゃっています...)

インディーズバンドのライブを見に行くと、テイストが同じバンドが集まってはいるが、初めて行った人には、とっつきにくいこともある。

新しいファンを掴むバンドは、初めて来る人たちでも入って来れるように上手くステージの構成が出来ている。
「せきずい」は、この辺の演出が実に上手い。
初対面の人との緊張感を和ませる「アイスブレイク」の技術に長けているのが、その大きな特長とだと思います。

※アイスブレイク:Ice(=氷)のように冷たく緊張した雰囲気をbreak (=壊す)こと。初対面の相手ともすぐに打ち解け合えるような雰囲気を作り出す方法のひとつ。新入社員向けのビジネス書なんかでよく出てくる。

今まで、いくつものバンドを見てきましたが、演奏技術や歌唱力は高いのに、いま一つ客席の溶け込めなかった人たちも多くいました。
そういう人たちを見るにつけ、「もったいない」「惜しい」と思ったものです。
心当たりのあるバンド関係者は、Yahoo!やgoogleで「アイスブレイクとは」と検索してみると、会場を盛り上げるヒントが見つかるかも知れません。

話を元に戻します。

この「HUMPTY」見た目は、変わったバンドですが、「観客をいかに楽しませるか?」「初めて来た人に楽しいんでもらえるか?」という視点を大切にしているように思えます。
それも演奏技術がしっかりしているから、観客も抵抗感なく、楽しめます。
時々、カッコだけ真似するような人もいますが、彼らくらいになるには、相当に演奏テクニックもステージさばきも練習しなければ、あの域には到底及びません。

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(とにかくド派手ですが、初めての方でも楽しめるステージです。)

「せきずい」とは、タイプがかなり違いますが、面白くて素晴らしいステージ運営です。

再びビンゴゲームの抽選会。
今度は、2等賞2万円

「原宿ジャイアン」では、2等賞は、「若干」がある。

そのまま現金を渡すのではなく、ちょっとした趣向を凝らしたものなのである。

昨年暮れの「ジャイアン8」では植木のようなクリスマスツリーだった。

「TWOGEE」兄 ゆうき、通称「おにいちゃん」から、今回の賞品が発表される。

「今回は、ディズニーランドのペアパスポート!」

沸き立つ会場。

さらに、

「ディズニー行く、そんで遊んだ後は、お腹が空くやろ。そん時、何食べる。」

「吉牛!」

「近い!」

と発表されたのは、焼肉の名店叙々苑のお食事券のセットでした。

当選者は、またしても隣の「ワカバ」ファンのグループ。(!)

「こういうのはな。ディズニーは、誰かと行くねん。でもな、焼肉だけは一人食いするはずや。」

と、使い道を予言していたが、果たして...

そして、いよいよ「原宿ジャイアン9」の大トリを務める「せきずい」の登場と続く。


水無月メール
水無月メール
posted with amazlet at 05.04.10
TWOGEE
インディペンデントレーベル (2005/04/08)
通常4~6週間以内に発送

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