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2005/04/06

東京の明太子は辛い!

これもかつて不思議に思ったことである。

それは、

東京の明太子は、みんな辛い!

ということである。

博多から、こちらに出て来て驚いたことの一つである。

コンビニで買うおにぎりで「明太子」と書いてあるのを選ぶと、例外なく全部が辛い。

その謎は、程なく解けた。

東京では、辛いタラコのことを「明太子」というのである。

では、博多では何というか?

博多では、タラコのことを、「明太子」と呼び、

味の明太子1200g無着色レギュラー
(辛子明太子の元祖「ふくや」の明太子)

東京でいう「明太子」のことを、「辛子明太子」と言うのである。

博多 鳴海屋のめんたい

恐らく、

辛子明太子=博多の名産

ということから、タラコとは別なものといったイメージが出来た。

そのうち名称も略されて「明太子」となった結果なのだろう。

しかし、明太子の本場から来た人間からすると、正直面食らってしまう。

韓国人の友人が、

「日本に来て、『キムチ』というと『ペチュ キムチ』しか出て来ない。」

と言ったことがあったが、まさしく同じ感覚である。

「ペチュ キムチ」とは、おなじみの白菜のキムチのことである。

日本人が、「キムチ」というと、この唐がらしまみれの真っ赤な白菜の漬け物というイメージがある。

しかし、本場に行くと、白菜だけでなく、キュウリやゴマの葉やら、実にさまざまなキムチが存在し、中には浅漬けみたいな感じで全く唐がらしも入らない「ムル キムチ」(水キムチ)というのも存在する。

ヘルシー・キムチ こんなに効く秘密―美肌・ダイエット・健康

同じ「ペチュ キムチ」でも朝鮮半島南部では、真っ赤だが、北上すると徐々に唐がらしの量が減っていき、北朝鮮では、真っ白なイメージである。

でも、日本に来ると、「キムチ」とは、唐がらしで赤くなった白菜の漬け物になってしまうのである。

キムチ造り60年!!オモニの技!!特製ヤンニョムに生カキが入ると、まろみとコクが生れます!!白菜...
(こんなふうに牡蠣まで入ったキムチもある。これなんか日本ではほとんど食べられないが、マジでうまい!牡蠣だけでなく、細切りの梨、アミ漬け、栗、イカ、松の実などふんだんに入っています。)

フランスパンもこれに近い例かも知れない。

フランスパン・世界のパン 本格製パン技術―ドンクが教える本格派フランスパンと世界のパン作り

日本だと一律「フランスパン」でくくられるか、せいぜいバケットとかバタールくらいだが、実際には、これだけ種類がある。

リスドオル 1キロ

言葉というものは面白い。
知らないところで、いつの間にか情報が劣化したり、変な記号が加えられたりして、いつの間にかオリジナルとは違う物に変わってしまう。

明太子での体験以来、小難しい「記号論」が、すごく身近になった。
私の話で「記号論」っぽい話が出てきたら、頭の中に「明太子」をイメージして話していると考えてほしい。


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