« 「原宿ジャイアン9」ライブレポート(1) | トップページ | 目的に合った手段とは?マラソンコースに地下鉄を走らせるバカはいない »

2005/04/12

「原宿ジャイアン9」ライブレポート(2)

「原宿ジャイアン9」のライブレポートも、ようやく「せきずい」の出番です。

gian9_sekizui2

本当は、前回まとめてアップしようとしたんですが、更新作業の途中でデータが飛んでしまいまして。
データが落ちた後、しばしパソコンのモニターの前でボー然としてしまいました。

あと一歩というところで、全てがパー。

まめにバックアップを取ってなかったのが悪いと言ってしまえばそれまでなのですが。
気を取り直して、もう一度書きたいと思います。

立錐の余地の無いくらいに埋まった客席に気押されたのか、力のあるバンドが集まったことによるプレッシャーなのか、全般的にどのバンドも肩に力が入っていたように思う。

「せきずい」もそうなってしまうのか、それとも普段通りのステージを見せてくれるのか。

メンバーが、ステージに上がり、それぞれのポジションにつく。

Vo.ゴウが、うれしくて仕方がないといった感じでマイクに向かう。

いつもなら会場をぐるりと見やってから、しゃべり始めるところだが、この日は、ちょっと雰囲気が違う。
あまりにも多過ぎて見渡せないせいなのかも知れない。

軽く200人以上いる客席からの視線から受ける圧力がそうさせているせいなのでしょうか。

オープニングは、「チャリンコライダー」

go050409_5
(チャリンコライダー!!)

いきなりエースを投入。
会場の雰囲気を掴むには、いい選曲だ。

ノリがいいのはもちろん、有線放送でもランクインしたし、昨年の夏は、テレビ東京で流れていた、人気も実績もある曲で、(野球で言えば)3番、4番バッターに相当するものといっていい。

「開幕」を任せるのにふさわしい格の曲だと思う。

また、今回は、人気のあるバンドがいくつも集まっている。
と、いうことは、「せきずい」ファン以外も多いということだ。

その中で、一気に気持ちを引き寄せるためには、これしかない。

それだけではなく、実は心理学的にも理に適っている。

というのは、 「チャリンコライダー」は、ステージと会場が一体となってジャンプするノリの曲。

ここまで話せばおわかりでしょう。

ビジネスセミナーなんかに出席すると、講師が、

「さぁ、気持ちをほぐすために伸びをしましょう。」

とか、ちょっとした体を動かすゲームをするのと同じです。

これは、初対面の講師や参加者同士の心理的な壁を低くするためのテクニックですが、会場の観客の体を動かすことによって、同様の効果が得られるわけです。

いつもながら、見事です。

演奏が終わると、私の左隣にいた「HUMPTY」ファンの女の子たちが、

「『せきずい』って、こんな歌を歌うんだ。想像していたのと全然違うね。でも、いいよね~。」

と話しているのを耳にして、せきずいマニアの私は、静かに拳を握りガッツポーズをしていました。

go050409_6
(さらに、最後の「夢追ト」で「私、この曲、チョー好き。」という声が、「ワカバ」ファンの女の子たちから聞こえて来た時にも、ガッツポーズでした。)

ステージを駆けめぐるメンバーは、本当にうれしそうです。

Vo.ゴウは、ステージに立った瞬間から、うれしくて仕方ないという雰囲気。
go050409_2
(時折、ふっと見せるこの表情は、今まではあまり見られなかった気がします。)

Key.ヨシアキは、会場から受ける刺激を楽しんでいるようです。
yoshiaki050409_2

Dr.リョウのドラムにも力がこもっていたし、コーラスで入る声は、いつもよりもスッと通っていきます。
ryo050409_1

Bass.カズヒロは、「クールガイ」なのにずっと静かに笑みを浮かべてました。
kazuhiro050409_1

Gt.テツヲは、満員の客席の様子を見つめては、何かを噛みしめているようでした。
tetsuwo050409_1

「見られることでバンドは成長する」と聞きますが、この時ほど、それを実感したことはありません。

でも、ちょっと緊張したのでしょうか。

いつもは、ステージでのトークでほとんど噛まない、噛んでも瞬時に切り返してネタにしてしまって、それと気付かせないVo.ゴウ。
でも、この日は、トークで何度か噛んでしまったことや、「Mr.タンクトップ」と「Go Straight!!」で歌詞を飛ばしたり、ミスったりしたのに気付いてしまいました。
今まででは、ほとんど考えられないことです。

tanktop050409_1
(今回は、タンクトップ3人衆)

それでも、彼らは期待以上に十分に盛り上げてくれました。
出来るだけ冷静に会場のようすを見て、写真に収めておこうと努めたのですが、ふと気が付くと撮影するのを忘れて、ジッと見入ってしまうことが何度かありました。

go050409_7
(これだけ魂がこもったステージを見せられると、思わず撮影も忘れてしまいます。)

しかし、そんな時間が永遠に続くわけではありません。

「残念ながら、『原宿ジャイアン』最後の曲となりました。」

と、Vo.ゴウが告げると、

「エ~~~~~~~ッ!!!」 (今までに無い大きな声でした。)

会場から悲鳴のような声があがります。
まだ、テンションが高いせいでしょうか。

「そんなんじゃダメだよ。だって、『エ~~~~~~~ッ!!!』と言った後、すぐに他の話をしてるじゃん。もっと、本気で言わなきゃ。」

いつもVo.ゴウらしく、客席の様子が、しっかり見えています。
すっかり本調子を取り戻したようです。

「そんな、みんなのためにな。スペシャルゲストが来てくれました。原宿RUIDOには、1年数ヶ月ぶりの登場です。」

もしや...

ステージ右のポジションに「あの人」がいない。

やはり...

そして、春っぽいイントロが。

「みんなのためにな。松任谷 由美さんがやって来てくれました~!!」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

いつものポジションにスッと立つ、「ものまね貴公子」ことGt.テツヲ

matsutoya050409_1
(ライトと撮影ポジションの関係で、上手く撮れなかった。残念!)

おもむろに洗濯ばさみを取り出し、自分の鼻に。

「おい、みんな、目をつぶれ!目をつぶれ!」

と叫ぶ、Vo.ゴウ。

ビブラートの無い特徴のある声。

聞こえてくるのは、確かにユーミンだ。

歌いながら、ポケットから洗濯ばさみを取り出しては、ポンポンと客席に放り込む。

最後は、自分の鼻にあったものまで、ポーンと客席に投げた。

「松任谷 由美さんが、洗濯ばさみを投げるためにやって来てくれました~!!みんな拍手~!!」

と、Vo.ゴウが叫んだときには、数分前まで張りつめていた会場の雰囲気が、すっかりと和んでいた。

もちろん、フィナーレは「夢追ト」

yume_outo050409_1

この曲が流れる時には、会場は、」すっかり一つになっていました。
いつもよりも観客が多いだけに、後ろからだと、ゆったりと流れる大きなうねりのように見えました。

sekizui_finale050409_1
(「せきずい」のステージ終了!)

ライブ終了後に行われた、ビンゴゲーム最後、1等の抽選。
また「ワカバ」ファンの女の子たちのグループが持って行ってしまいました。

gian9_finale
(「TWOGEE」おにいちゃんから「ワカバ」にお金が流れているような感じでした。)

ライブ終了後に、Key.ヨシアキが、

「最高っすよ。こんなこと初めてですよ。」

と興奮気味に話してくれました。

私は、後夜祭に出ずに午前0時前に、原宿RUIDOを後にしたのですが、たまたま会場の外にいたDr.リョウに声をかけると、

「僕らは、(「原宿ジャイアン9」のステージのトリを)上手くまとめられましたかね。そう思っていただけるといいんですが。すみません、今は頭が真っ白で何も言葉が出てこないですね。燃え尽きたって感じです。」

と話してくれました。

きっと、他のメンバーも同じ気持ちだったのでしょう。

「せきずい」のみなさん、そして「TWOGEE」、出演バンドのみなさん、最高の夜をありがとうございました。
帰宅した後も、余韻が抜けなくて、自宅で4時近くまで、ライブの写真を見て過ごしました。

こんなことなら、後夜祭に出ても良かった気もします。

でも、若い女の子ばかりのところに、一人オヤジがいても...

1度くらいは、勉強のために参加してみるのもいいかも知れません。

P.S:ライブ終了後、「せきずい」の物販ブースにメンバーから「親方」と慕われる、事務所の社長である大山さんを発見。他のバンドのブースが派手な呼び込みで賑わう中、静かに呼び込みをしていました。
「他のバンドに負けてなるものか」と飛び入り参加で、呼び込み専門で物販のお手伝いをさせていただきました。

呼び込みで声をかけた女の子から、

「この間、お台場で写真を撮っていた人ですよね?ホームページ見ました。」

と言われて、ドキッとしてしまいました。

いや~、うれしい反面、何だか恥ずかしいですね。

たぶん、また物販コーナーで呼び込みをしていると思いますので、「せきずい」ライブの会場で声を張り上げているヒゲのオヤジがいたら、声をかけてくださいまし。

gian9_kinensatsuei
(「原宿ジャイアン」恒例のライブ終了後に行われる出演者と観客による記念撮影)



セキズイズム
セキズイズム
posted with amazlet at 05.04.11
せきずい
インディペンデントレーベル (2004/04/07)
売り上げランキング: 21,113
通常7~10日以内に発送
おすすめ度の平均: 4.8
4 お父さんもハマった!
5 幸せ配達された!
5 幸せ配達された

|

« 「原宿ジャイアン9」ライブレポート(1) | トップページ | 目的に合った手段とは?マラソンコースに地下鉄を走らせるバカはいない »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41793/3649661

この記事へのトラックバック一覧です: 「原宿ジャイアン9」ライブレポート(2):

« 「原宿ジャイアン9」ライブレポート(1) | トップページ | 目的に合った手段とは?マラソンコースに地下鉄を走らせるバカはいない »