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2005/04/13

目的に合った手段とは?マラソンコースに地下鉄を走らせるバカはいない

あなたは、スタートラインにいる。

目の前には、曲がりくねった道が目の前にあって、そこかしこにライバルと思しき人がいる。

これから始まるのは、

「最初に42.195キロ先のゴールに飛び込んだ方が勝ち」

というシンプルなルールのレース。

その時、あなたはどうするか?

普通の人は、可能な限り早く走るだろう。

特に、

「何かを使ってはいけない」

と言われてないから、小ずるい連中は、自転車や車でゴールを目指すかも知れない。

それもアリである。

またある者は、

「道なりに進め」

とは言われてないから、ゴールまでの最短距離を一直線に進むかも知れない。

それでもいい。

しかし、いくら早いからと言って、地下鉄を掘り出す人はいないだろうし、飛行機を飛ばすための空港を造り始めるヤツはいない。

いきなり、測量なんて真顔で始めたら、

「どうかしている!」

と、驚くだろうし、さらに飛行機やトンネルの設計などを始めた日には、

「かわいそうに...」

と哀れみの目で見てしまうだろう。

でも、現実はどうだろうか?

例えば、

進学、就職、勉強、仕事、恋愛、結婚、ビジネス...

思いつくものなら、何でもいい。

「この道しかないんだ。」

と頑なまでに、曲がった道をハアハア息を切らしながら、必死で駆ける人が何と多いことか。

見通しの悪い道を飛ばすものだから、曲がり切れずに事故を起こして、ケガをしたり、時には死ぬ人だっている。

あるいは、一発逆転を図ろうと、壮大なプランを立てるのはいいが、前に進むよりもプランづくりに時間をかけてしまい時間切れになる人。

全てはスタートしてしまっているのに、問題解決の「特効薬」の発明を始めようとしたり。

目標にたどり着くのが目的なのに、そのための手段がいつの間にか巨大な存在になってしまって、気が付いたら手段をいかにきれいに仕上げるかが最重要課題にすり替わっていたりする。

見に覚えのある人は多いのではないだろうか?

自分なんか、その典型です。

「真っ直ぐに走りゃいーじゃん。」

というところまでは気が付くのですが、そこから、

「障害物を押し倒して進めるように」

と戦車を作り始めてしまったことが何度あったことか。

最近は、さすがにそこまではない(はず)ですが。

でも、4月になって、周りを見渡すと聞こえてくるんです。

あちこちで、「地下鉄」や「空港」を造るための測量や工事の音が。


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