実践心理学でライブの観客心理を読んでみた!
5月15日に行われた「せきずい」のライブに行って来た。
これは、「せきずい」メンバーの母校である専門学校 東京ミュージック&メディアアーツ尚美が、体験入学イベントとして行っているもの。
本来であれば、高校3年生がメインターゲットなので、関係者でもない自分が出入り出来る場所ではない。
実際、同じような企画をやっている専門学校の中では、体験入学対象者のみというところもある。
しかし、尚美学園は太っ腹!
体験入学希望者だけでなく、一般にも門戸を開放してくれているのです。
VIVA!尚美学園!
実は、日程を1日勘違いして、私は土曜日にもここを訪れている。
「せっかくここまで来たのだから」と父兄でもないのに見学をさせてもらいました。
(この辺が我ながらあつかましいところです。)
その日は、「せきずい」のようなプロのバンドではなく、在学生バンドによるライブでした。
プロに比べると、まだまだ荒削りの観は否めませんが、ステージと客席の勢いには圧倒されてしまいました。
司会者が、
「この後、何バンドも残っているのに、それで(体力は)大丈夫ですか?」
と心配するくらいでした。
講師の方にお話を伺うと、
「1年生がメインなので、とにかく『楽しく』やるようにさせています。」
とのこと。
この中から、第二、第三の「せきずい」が生まれてくるのか楽しみです。
さて、話を元に戻しましょう。
いつものようにカメラを引っさげて会場に入る。
人の流れを見ていると、ステージに向かって右側から人が埋まっていく。
左側は、まだ最前列に余裕があるというのに、右だけがやたらと密度が高い。
そういえば、5月4日の「HUMPTY」のワンマンライブでも、ステージに向かって右最前列から観客が埋まっていっていた。
ここで、ふと最近立ち読みした本を思い出した。
人の座る位置によって、発言者に対して好意的か否定的かがわかる。
というのである。
これを「態度の地図(attitude map)の理論」、略して「AM理論」というのだとか。
(「AM(attitude map)理論」の模式図。途中で図が思い出せなくなったので、近所の本屋で買ってきました。[出典:前掲書])
(1)発言者から見て、左側に座る人は好意的で支持者が多い。
(2)発言者から見て、右側に座る人は否定的な人。
(3)最も否定的な人は、右側の真ん中にいる。
(4)発言者の正面にいる人は、理性的な態度をとる傾向がある。
(5)右側の後方に座る人は、観察者(オブザーバー)的な人。でも、無視すると反対派に回る。
そこで、この理論に基づき、今回のライブを分析してみた。

(ライブ開始直後 14:08)
これは、ライブ開始から約10分後の映像。
ライブ開始直後は、ステージに向かって右側(=演奏者から見ての左)密度が高いものの、全体的に広がっている。
「せきずい」ワンマンライブなので、彼らのファンが多く集まっているものの、体験入学の方もいるので、このような感じになるのでしょう。
「体験入学スペシャルゲスト 『せきずい スペシャルライブ』ってあるけど、『せきずい』って何?」
という人も多いでしょうから。
上記の図にある「中立」の位置には、尚美学園のスタッフや後から遅れて入って来た観客が立っています。
そして、ライブ開始から30分以上過ぎた時の映像がこれです。

(ライブ中盤を過ぎた 14:34)
この段階になるとステージに向かって左側の否定的な人のポジションがガラ空きです。
人の出入りがほとんどなかったことを考えると、わずか30分で「せきずい」に好意を持ってくれる人が増えたということでしょうか。
ふつうは、最前列でかぶりつきで見たいと思うはずですが、人間の心理って不思議です。
好意を持ってしまうと、自然に相手に向かって右側に集まってしまうんですね。
前半、アクシデントはありましたが、それでも見る人の気持ちをとらえてしまうとは、大したものです。

(スモークが出過ぎて、一瞬ステージが真っ白に。煙に包まれるGt.テツヲ。)
私は、ガラ空きの左サイドで自由に撮影をすることが出来ました。
おかげで冷静に観察をすることも出来ました。
前半、いまひとつ乗り切れなかった観客に対して、Vo.ゴウが、私の後ろの方にいる人たちに目線を送って語りかけるように歌い始めました。
その後、ステージに向かって左後ろの「中立」のポジションから、少しずつ「支持者」サイド寄りへ人の移動が始まりました。
手元のデジカメの画像データの記録を見ると、14:20前後から移動が始まり、14:30過ぎにほぼ移動が完了したようです。
実はVo.ゴウの行動は、心理学的にも理に適った方法で、前出の本にも、
「会場内の雰囲気が乗り気でない場合は、なるべく(自分の)右側後方に座っている人たちに向けて話しかけよう。中立的な彼らを味方につけてしまうのだ。」
と、書いてある。
これを自然体でやってのける「せきずい」のVo.ゴウ恐るべし!!!

(「せきずい」のリーダー、Gt.&Vo.ゴウ)
今回は、ビジネスで使える心理学の知識を使って、「せきずい」のライブの観客心理を分析するとともに、彼らの魅力も分析してみました。
次回は、あなたご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか?
きっと、その楽しさと奥深さがわかるはずです。
次のライブはこちら。
05/21(土) @仙台enn
OPEN 17:00 / START 17:30 / Ticket 1000yen
~LIVE HOUSE enn 4th ANNIVERSARY LIVE~ 『MELODRIVE 仙台編』
BANDS>>Blossom / oo-parts / FAKE / Over The Middle / off passion / PUBIC HAIR / ジューマス / せきずい
お問合せ→LIVE HOUSE enn TEL/022-212-2678
プレイガイド→ローソンチケット( L-コード:27556)
05/22(日) @新横浜BELL'S
OPEN 18:30 / START 19:00 / Ticket 2000yen
『CHURU-CHUW & せきずい ツーマンライブ!!』
BANDS>>CHURU-CHUW / せきずい
05/28(土) @池袋 LIVE GARAGE Adm
OPEN 18:00 / START 18:30 / Ticket 2000yen
Clue Reverse企画「Sound Tracks Vol.3」
BANDS>>Clue Reverse / I's CUBE / 山下 勝久 / RWND / せきずい
なお、ライブの詳細はこちらをご参照ください。

(「中国大陸」聴きたい人~?)

(夏バージョンにヘアスタイルを一新。「クールガイ」Bass.カズヒロ。)

(目線ありがとうございました、Dr.リョウさん。こちらもすっかり髪が短くなり、気合いを感じます。)

(Gt.&Vo.ゴウ。いつも元気をいただき、ありがとうございます。今度は、目線が来るまで待ちますので、次回はよろしくお願いします。)

(いよいよこれからが彼の季節。「Mr.タンクトップ」ことKey.ヨシアキ。またカッコいい写真撮らせてください。)

(ステージ終了後、ロビーでサインを求めるファンにひとつひとつ丁寧に応じていました。)

(ライブ会場では、毎回このような光景が見られます。Vo.ゴウだけでなく、「せきずい」のメンバーは、本当にファンを大切にしていると思います。)
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読まないほうがいいです
自分に自信がない人へ。
むしろ相手を居心地悪くさせないために活用できそう
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