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2005/06/20

第3回「せきずい」予告ストリートライブ in 代々木公園

週末の土曜日、遅く起きた朝の気だるさを引きずったまま、代々木公園にストリートライブを見に出かけた。

お目当ては、当然、「せきずい」である。

今度は、イベントもなく、ふつうの光景が広がっている。

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先週の曇天模様とはうって変わった晴天である。
これで「『せきずい』=雨バンド」の称号も晴れて返上となるか?

むか~し、自分もストリートライブらしきものをやった経験がある。
公衆の往来でやるわけだから、原則、人が流れているのが当たり前。
それだけに、歩いている人の足を止めさせて、曲を聴かせるなんて至難のワザ。
ましてや、ワンステージが終わるまでの間なんて。

ここ代々木公園でも、梅雨の晴れ間の天気に恵まれた週末のせいか、たくさんのストリートライブが、そこかしこで行われているが、人を集められるバンドはかなり少ない。

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単に歌唱力や演奏の技術ではなく、「+α」の何かが無いと難しいように思える。

ライブサウンドとは全く違う条件で勝負しないといけないので、ライブハウスで通用した手法がそのまま使えないことがほとんどである。

ストリートライブの場合、

・基本的にライブを聴きに来ている人ではない。
・観客の多くは自分たちのことを知らない。
・音楽の趣味はバラバラ。
・屋内と全く違う音環境。
・「次」を待ってくれない。(常に興味を与え続けないと立ち去ってしまう。)

などなどの厳しい条件がある。

果たして、これらをクリアして、「せきずい」は観客を集めることができるのか?
今回は、先週のようなイベントで隅に追いやられるといった悪条件は全く無い。
言い訳の出来ない環境でのストリートライブになる。

予告された開始時間は、13:00。
約5分遅れで到着。

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予告されたNHKホール前に「せきずい」を発見。
かすかに「チャリンコライダー」の演奏が聞こえて来る。

到着からほどなくして、第1部が終了。

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時計が壊れたのかと思い、近くにいた顔なじみの「せきずい」ファンに尋ねると、

「音出しをしている途中で人が集まって来たので、そのまま第1部が始まってしまった。」

とのこと。

ここで、自分も予告をしての参加だったので、多くの「せきずい」ファンの方とお話をすることが出来ました。
みなさまありがとうございます。

その中で、

「写真をもっと出して欲しい。」

とのリクエストがありましたので、今回はいつもより多めに掲載したいと思います。


第2部は、アンプ位置の微調整をしながらの開始。

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(この辺を明けないと、ゴウの声がうるさいから...)

前回からアンプが3台になり、ボリュームが増した。
さらにこの日は、観客の後ろが壁になっているので、音が前後から立体的に聞こえるので、サウンド面も向上している。

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環境は、こんな感じです。
第1部に比べ、観客もかなり増えました。

見てくれる人が増えると、演奏する方のノリも違って来ます。

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(Bass カズヒロ。明るい屋外だと表情がはっきりわかります。)

予告ストリートライブも3回目を重ね、それ以前の隠密ストリートライブの経験を加え、試行錯誤の中から形が固まりつつあるようです。

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そのせいでしょうか、カドが取れて「せきずい」らしいライブが、ストリートでも見られるようになりました。
途中、Gt.& Vo.ゴウのギターの弦が切れるハプニングはあったものの、観客の反応と、前回からの進化を確認しているうちに第2部も無事終了。

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(ありがとうございました。「せきずい」でした~!)

第3部が始まるまでの間、「せきずい」メンバーと話す時間があった。
ストリートライブでは、ドラムに代えてカホーンを叩いているDr.リョウ。

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(「せきずい」の「スマイルボンバー」ことDr.リョウ。)

傍で見ていて、かなり激しく叩いていた。
しかも、素手で直接叩くわけで、痛くない訳がない。

そこで、ちょっと手を見せてもらいました。

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指に貼られたバンドエイドが、その激しさを物語ります。
写真ではわかりにくいかも知れませんが、手のひらの表面の水分が飛んでカサカサになって、手の色は赤くなってしまっています。

これでも、バンドエイドをしているから、以前よりはマシになったのだとか。
もっと大きなカホーンに代えると、手の負担が楽になるそうなので、次はそれを狙っているのだそうです。

次のライブ「more green5」まで、1週間を切っているのに大丈夫なのだろうか?
心配になって話を聞くと、

「大丈夫ですよ。(カホーンみたいに)直接叩くわけじゃありませんから。」

といつもの明るい笑顔で答えてくれました。

ストリートライブの魅力は、普段は見られないメンバーの素顔を見られるところ。

これは、切れた弦の張り替えをしながら、第3部の仕込みをするGt.& Vo.ゴウとGt.テツヲ。
二人の間に見える姿は、Dr.リョウ。

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そして、これは、ピアニカを担当するKey.ヨシアキ。

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こっそり、メンバーの素顔を撮っていたら、右から視線を感じると、そこにいたのはBass カズヒロ。
ここは正々堂々と、

「撮らせてもらっていいですか?」

と声をかけて撮らせてもらいました。

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(これがその写真。)

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(こういう素の表情はなかなか見られません。)

そんなことをやっている、すぐ近くでカラスが人を襲っている。
ちょうど、この時期は、カラスの繁殖の季節。
近くに巣があると、警戒したカラスから威嚇を受けたり、下手に近づいたり、挑発すると襲われることになる。

様子を見る限り、たぶん、この近くに巣があるのだろう。

挑発したヒップホップ系の金髪のお兄さんが、カラスに返り討ちに。
そのカラスをジッと睨んでいたら、今度は、こっちを威嚇し始めた。
しばらくにらめっこ状態だったが、こちらが先に視線を切って、後ろを向いて2、3歩歩いた瞬間...

「バサバサバサッ。」

という羽ばたく音が。
同時に、後頭部をカラスに鷲掴み(カラス掴み?)にされる。

karasu
(たぶん、こんな感じになっていたんでしょうね。)

見ていた「せきずい」メンバーの方々から心配の言葉をいただきました。
ありがとうございます。

しかし、カラスを挑発して襲われるなんて、本当にいい年してマヌケでございます。

その後、あちこちでカラスに襲われた人の悲鳴が上がる。
カラスの襲撃が収まったところで、第3部がスタート。

Gt.& Vo.ゴウは、それまでかけていたメガネを外して登場。
いつもの雰囲気に戻ったような感じです。

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(参考:第1~2部までのGt.& Vo.ゴウ)

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(第3部バージョン。と、いってもライブハウスでは、これが普通ですが。)

第2部から残ったお客さんに加えて、徐々に観客の輪が広がる。

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(「自慢のギターにキズが入った?」とGt.テツヲに尋ねるGt.& Vo.ゴウ。)

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(「では、お拭きしましょう。」 そのゴウの背中を突っ付くKey.ヨシアキ。)

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(「こっちもお願い。」と頼むヨシアキのピアニカを拭くゴウ。)

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(拭いてもらった後の、音の響きはいかがでしょうか?)

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(新曲「太陽」を演奏する前に、作者として曲が生まれた背景を説明するGt.テツヲ。)

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(それに対するゴウのツッコミが入り、笑うテツヲ。もしかして図星?)

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(「太陽」を熱唱するゴウ。完全にライブハウスで見る絵と同じですね。)

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(でも、Gt,テツヲのこういうシーンが見られるのは、ストリートならではでしょうか。)

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(こんな感じや)

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(こんな感じで行われるトークを見ると、ストリート仕様が完成したと見ていいのではないでしょうか。)

ストリートライブを見ているうちに、もう残り2曲に。

Gt.& Vo.ゴウから、

「最後から2番目の曲はこれをやろうと決めていました。一番好きな曲です。『夢追ト』」

と告げられる。
繰り返しになるが、自分もこの曲が一番好きである。

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でも、だいたいライブの最後に歌われるので、淋しさを覚える曲でもある。

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右手開いて握手をしよう
共に夢追う我らが友よ

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小指を立てて約束しよう

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またこの場所で夢を語る日を

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(この歌いきった後の表情を見ると、込められた想いや願いが胸にグッと迫って来ます。)

そして、最後の曲は「チャリンコライダー」
見に来てくれた人たちに、元気になって帰って欲しいとの願いなのでしょう。
エンディングにふさわしく思いっきり元気よく演奏してくれました。

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(チャリで~♪)

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(二人で~♪)

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ふと後ろを見ると、いつの間にか観客が増えています。

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(こんなに集まってくれました。)

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(別の角度から見てもこの通り。)

気になったので、「チャリンコライダー」の演奏中に立ち止まってくれた人の数を数えてみました。
通り過ぎる人はカウントせずに、演奏している間、足を止めてくれた人だけカウントしました。

その数、全部で98人

「あと2人で100人なのに」

と思っていたら、自分のすぐ真横で4人の集団が見ているではありませんか。
死角に入っていたので、気付きませんでした。
この4人を加えると、全部で102人(!)。
さらに自分を含めると103人もの人を集めていました。

演奏中に人が立ち去らず、非常に数えやすかったので、ほぼ間違いはないでしょう。

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ライブが終わった後も、立ち去りがたいのか、30分を過ぎても55人の人が残っていました。
その一人一人に対して、メンバーは、話かけてお礼をしたり、サインをしたり、いっしょに写真に収まったりでくるくると動き回っていました。

次回以降のストリートライブが非常に楽しみになってきました。
また、このストリートライブでの経験が週末の「more green5」にどう活かされてくるか注目したいところです。


【おまけ】

ゴウさん自慢の緑のモノグラム携帯を公開!

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(呼び出し待機中?)

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(「はい、もしもし。ええ、ええ...」)

元は赤だったのを特殊なシールでコーティングしてあるのだとか。
間近で見せてもらいましたが、よく出来ています。

「メッチャうれしいんですよね。あとは見せびらかすだけです。」

と話してくれました。


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