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2005/10/09

インド映画の不思議

今、インドが熱い。

1990年代からアメリカIT企業の進出が進み、「インドのシリコンバレー」と言われるバンガロールでは、大小約2,000社ものIT企業が集まっている。今やアメリカに次ぐ世界第2のソフトウェア輸出国である。

Wikipediaによれば、「米国の医者の38%、医大生の10%、NASAのエンジニアの30%、マイクロソフトのエンジニアの40%、IBMの28%、インテルの17%、ゼロックスの従業員の13%がインド人」だという。

この頃では、IT産業だけでなく、国全体も今後の経済発展が予想され、「BRICs」と呼ばれるグループの一角を占めている。
「BRICs」とは、ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の頭文字を採ったもの。元々は、アメリカの大手証券会社ゴールドマンサックスが2003年10月に投資家向けのリポート 「BRICsとともに見る2050年への道」(Dreaming with BRICs: The Path to 2050) で使ったのが最初である。これによると、国土面積は全世界の3割、人口は4割を占める「BRICs」4ヶ国は、2039年に経済規模でアメリカ、日本、ドイツ、フランス、イギリス、イタリアの6ヶ国を抜き、2050年には国別で中国、アメリカ、インド、日本、ブラジル、ロシアの順になるらしい。

でも、不思議に思うことがある。

インドがハリウッドの2倍を超える年間800本近い映画が製作され、観客動員数も延べ60億人(!)以上を誇る映画大国であることは、『ムトゥ踊るマハラジャ』ヒットの際に枕詞よろしく喧伝されていたので、覚えているかたも多いと思う。

1998年に『ムトゥ踊るマハラジャ』が公開され、一時期、「マサラムービー」ブームが起こった。それ以外に何本かインド映画を観たのだが、

ムトゥ 踊るマハラジャ
(公開時はずいぶん話題になりました。)

・ド派手な格闘シーン

・勧善懲悪

・なぜか急に歌い出すミュージカルシーン

ばかり。(それでお腹いっぱいになってブームも下火になったのだと思うのだが)

しかし、インドが誇るIT技術を駆使したSFやホラー映画が皆無であるのはなぜなのか?

低廉で優秀な人材を使って、品質と価格でハリウッドが舌を巻くようなインド映画が出てきてもいいと思うのだが。(もちろん、世界規模で売れる作品をプロデュースする能力でハリウッドに追いつくのは大変だが。)

インドのIT産業の実力がCGや特撮といった点で映画に活かされる時が来るのだろうか?

そんな話を同僚にすると、

「『踊るマハラジャ★NYへ行く 』なんて映画があるくらいだから、今度は宇宙に行ってしまうんじゃない?最先端の技術が駆使されていても映画のフォーマットはそのままで。」

確かにあり得る。
もし、インド版『スターウォーズ』みたいなSF映画が出来たら、本当に「スペースオペラ」になってしまいそうだが、ちょっと見てみたい気がする。

踊るマハラジャ★NYへ行く
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2005/01/01)
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おすすめ度の平均: 3
3 カップルで観るといいかも

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