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2006/02/23

世の中の明るさのみを吸ふごとき

古巣での仕事の後、銀座での飲み会に向かう。
会場のお店の前で、音楽評論家の川辺保弘さんと遭遇。
こういう偶然もあるかとの話から、銀座にあるお寺の話など立ち話。
その後、それぞれの「会場」に向かうことになり、再会を約束して別れることに。
おかげでお酒が入る前からいい感じで盛り上がりました。
(期が明けたら、また遊びに行きますので、よろしくお願いします。)

少し遅れて会場に到着。

仕事がらみの飲み会になるかと思っていましたが、いろいろ楽しい話になりました。
もしかすると、こういう飲み会って、ものすごく久しぶりのような気がする。(ほぼ1ヶ月ぶりくらい?)

帰宅後、自室の本棚から石川啄木の『一握の砂』を取り出した。
20年以上前に買った文庫本だが、想い出がつまっていて捨てきれずにいたものです。
手に取ったのは、10年ぶりにくらいではないだろうか。

世の中の明るさのみを吸ふごとき 黒き瞳の 今も目にあり

ふと、この短歌を改めて確認したいがためにページを開いてみた。
生まれたての赤ん坊の澄んだ瞳が、年を取るごとに濁っていく。
紫外線の影響もあるらしいが、自分には「世の中」というものをひとつ受け入れるたびにひとつずつ輝きを失っていくように思える。(毎朝、鏡で自分の瞳を見ると、鮮度の落ちたサバの目のように思えて嫌になります。)

「果たして、啄木が歌ったような澄んだ瞳を持ち続けている人がいるのか?」

なんて、思っていた時期もありましたが、ライブハウスにたくさんいることに気付いたのが、ここ2年くらい前。さらに最近、意外に近くにいたことを発見して一人喜んでいます。

「いなかった」わけではなく、実は知らぬ間に「見ていなかった」だけなのかも知れませんね。


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石川 啄木 金田一 京助
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5 現代に通じる啄木
4 啄木の世界が広がる

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» 夜の銀座を散歩 [DIARY REVOLUTION]
こんばんは 実は操作をミスって2度目の書き込み作業中です… うっかり写真をクリックしちゃったんだよっ! ふぅっ 気を取り直して書くか 眠いよ 明日も仕事なのにね 出来るだけブログです 夜遊びジャンルへの投稿ですが遊んでません 本当に散歩してます(笑) 飲み屋の紹介とかは無いので、そういうのを探しててココにぶち当たった方はこの先読まないほうがいいね てなわけで散歩へGo! まずはブランド店イメージの強い銀座を象徴する1枚を撮影 こ... [続きを読む]

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