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2006/04/10

『LiLi』ライブ in 『アコringポップ』

かなり間が空いてしまったが、去る3月22日に行われた『LiLi』ライブの様子をレポートします。

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(横浜発オールジャンルバンド『LiLi』)

『アコringポップ』は、『せきずい』メンバーの母校でもある東京ミュージック&メディアアーツ尚美という専門学校生の手による企画。このライブには自分が応援している『せきずい』『LiLi』の2バンドが出演するだけでなく、企画・実行メンバーに近所に住む『せきずい』ファン仲間も入っていて、素敵なイベントになるようにがんばっているのを知っていたので、以前から楽しみにしていた。

とはいえ、開催が平日の夜。深夜残業が恒常的になっているので、参加はかなり厳しかったが、何とか都合を付け、7時過ぎに事務所を飛び出す。
8時頃だと聞いていた『LiLi』の出番に果たして間に合うのか?

この日は、朝からずっと雨。
道路では、水たまりを避けて、雨で濡れた階段では、転ばないように足元に意識を集中させて、帰宅ラッシュの人混みの間を駆け抜ける。
運動不足の身には、かなりこたえる。

会場は、東京・渋谷にあるライブハウス『RUIDO K2』。
JR渋谷駅南口を出て、すぐ左にある歩道橋を渡ってすぐのところにある。
いつもなら別になんてこともない距離だが、この日に限って長く感じてしまう。
8時少し前に現地に到着。
入口で受付をしていると、薄く空いた扉から『LiLi』の『手紙』が流れて来る。
この曲は、ステージの「締め」として、いつも最後に演奏されるもの。

「もしかして、ギリギリのところで間に合わなかったか!?」

と急に焦りが出てくる。
受付が終わるのももどかしく、チケットを受け取ると、一気に階段を駆け下りて、ライブハウスの扉を開けると、階段の途中まで人があふれている。
『LiLi』の『手紙』が流れる中、何とか2階席(?)までたどり着くと、1階フロアーは人でギッシリ埋まっている。
人いきれに加え、照明の熱さと雨の湿度もあって会場内は猛烈に蒸し暑い。

急いでカメラを取り出して1階に向かうが、あまりの人の多さに断念。
最後の曲ならしっかり聴こうと思い直し、若干スペースに余裕があるサウナのような2階席へ移動しようとした時、『せきずい』Key.ヨシアキに肩を叩かれる。

あまりにも1階が混んでいるので、2階に行こうと思っていることを告げて、階段を小走りに駆け上げる。既にこの段階で汗びっしょりである。

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(到着直後に撮影した『LiLi』)

2階席の照明室の脇にあるわずかなスペースを見つけ、『LiLi』のステージを見る。
『手紙』の演奏が終了。

「(1月28日以来)久しぶりのライブなのに、聴けたのがわずか1曲弱とは…」

と思っていたら、

「こんばんは~!!、Link&Linkの『LiLi』で~す!!」

と『LiLi』のVo.Goriの元気な声が会場に響く。

「えっ、最後の曲じゃなかったんだ。」

どうやら、いつも最後に演奏する曲が、この日は最初だったらしい。
そうとわかれば、俄然気持ちも明るくなる。
再びカメラの撮影ポジションを確保しようとするが、やはり1階は無理な状況には変わりない。やむなく先程の場所に戻るが、それにしても蒸し暑い。
上着を脱いで、頭にはバンダナを巻いて熱さ対策をしてカメラを構える。

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(『LiLi』Vo.Gori)

ステージから遠いせいもあって、ブレないために十分なシャッタースピードが得るためには光量が少なく、準備していたパターンのトーンカーブが使えない。何とか応急措置でしのぐがかなり条件的に辛い。

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(Bass Yukko)

シャッターが切れない時は、無理をしない。
カメラを下ろして、ステージを見ることにした。
間近で見ることが出来なかったのは残念だったが、2階にいたことでステージと会場の様子がひと目で把握出来ることが出来たのは幸いだった。
ここ数ヶ月の『LiLi』の進歩をはっきりと見ることが出来たのだから。

昨年12月1日の原宿RUIDOライブでは、ステージの中だけを舞台にしていた感じであった。
本拠地の横浜でなく、アウェーである東京・原宿であったせいかも知れませんが、客席と対話するよりは、メンバー間でのMCのやり取りが多く、若干落ち着かない様子がありました。
冷静に客席を見れば、シンパシーを持って見てくれている観客もたくさんいたが、ステージの様子を見る限り、客席の視線に押されてしまっているようだった。

しかし、この日のライブでは全く違っていた。上から見ていると、観客の渦の中に『LiLi』Vo.Goriが手を突っ込んでかき回しているように思えるくらいの余裕と迫力があった。
Vo.Goriだけでなく、他のメンバーも落ち着いて客席の反応を待つことが出来るようになっているし、客席からの風圧を楽しむ余裕も出てきたように見える。

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当日の雰囲気の中でここまで出来るというのは、本当に驚きでした。
カメラのシャッターを切るのも忘れて、しばらくステージと客席の様子を見つめていました。

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(Gt.Jiro)

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(Key.Hajime)

1月28日の結成2周年記念ライブでも、Key.Hajime、Gt.Jiroの男性陣が両サイドからセンターのVo.Gori、Bass Yukko、Dr.Emiをサポートするいい形が出来、大きな進歩を感じたが、この2ヶ月弱の進歩はそれ以上だ。
一体に何があったのだろうか?この期間のどこかにターニングポイントなったライブがあったはずである。それに立ち会えなかったことが非常に残念で仕方がない。

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とはいえ、Vo.Goriの動きで変化する観客の渦、客席からの風を受けて心地よく演奏するメンバーの姿を見ているとうれしくなって、

「よ~し、いいぞ!」

と口走りつつ、彼ら彼女らを見ていました。

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その姿を捉えようとファインダーを覗くと、どれもすごくいい表情をしている。
だが、光量不足でシャッターが切れない。
イライラしている頭の中に「光の強さは距離の2乗に反比例」という小学校の理科の教科書のフレーズが何度も反芻される。

この日は「記録よりも記憶」と割り切り、観客としてステージ上の『LiLi』を観ることにした。

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(最後はジャンプでステージ終了)

短期間にこれだけの成長を見せた『LiLi』。
次回は、もう少しじっくり間近で見られるように準備をしてライブに参加したいと思う。


"Link"
posted with amazlet on 06.04.10
LiLi
インディペンデントレーベル (2005/10/21)
おすすめ度の平均: 4.67
5 楽しみ
5 つながり
4 ちょっと気分のいい遭遇

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» LiLi in アコringポップ [熱中時代アネックス]
 22日、渋谷RUIDO K2で行われたLiLiのライブに行って来ました。LiLiはこの日、東京メディアミュージック&メディアアーツ尚美という専門学校のイベント「アコringポップ」に出演。「アコringポップ」を平たく言えば、「春のアコースティック&ポップスまつり」と言ったところでしょうか。この日は、アコースティック系3組のほか、ポップス系としてLiLiと彼らのレーベルの先輩である、せきずいが出演しました。  先月、この専門学校(東京都文京区本郷)で行われたEmpty Black Boxのラ..... [続きを読む]

受信: 2006/04/12 23:41

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