『LiLi』ライブ in 7th Avenue
連休前の4月25日に横浜・関内で行われた『LiLi』のライブに行って来た。
(横浜出身で自分が応援しているバンド『LiLi』)
連休中に書こうと思いつつも、諸事情があり、結局は写真の整理だけで終わったGW。ようやく時間が出来たので当日の様子を書きたいと思う。
(『LiLi』Vo.Gori。ふだんはチャキチャキした感じが、ステージではこんなふうに変わります。)
この日は、《オンナノキモチ》と題して、女性ボーカルのバンドが集合。 Vo.Goriを擁する『LiLi』も参加。その他、特徴ある3バンドが集まった。
(『LOUD'N PROUD』)
(『LOUD'N PROUD』Vo.sae)
(『R.i.P.』)
(『木村至信BAND』)
(『木村至信BAND』Vo.木村至信[きむら しのぶ])
『LiLi』の箱ライブは、約1ヶ月ぶり。 3月22日に渋谷RUIDO K2で行われたライブでの変貌に驚き、以来、改めて彼ら彼女たちの変化を見てみたいと思っていた。
(3月22日渋谷RUIDO K2で行われた『アコringポップ』での『LiLi』)
その後、4月15日で東京・代々木公園で偶然『LiLi』の初ストリートライブを目にし、その変化の一端を感じることが出来たものの、前回感じた「何か」を箱ライブで確かめてみたい気持ちはずっと残っていた。
(4月15日、東京・代々木公園で行われた『LiLi』の初ストリートライブ)
バーカウンターで出番を待つ『LiLi』メンバーと話す限りは、特に何が変わった感じでもない。相変わらず屈託のない明るい笑顔である。横浜出身バンドの『LiLi』にとって、『7th Avenue』はホームなのか肩の力もいい感じに抜けているように見える。同じレーベルに所属する『せきずい』が『原宿RUIDO』にいる時の雰囲気に似ている。
今回の『LiLi』の出番は3バンド目。いい感じに会場が暖まったところでの登場。色違いの『7th Avenue』21周年記念Tシャツを着てステージに上がる。ここまでは以前と違いはない。
演奏が始まると1ヶ月前に感じたものの「正体」がわかった。
ステージでの演出面でも、Key.Hajime、Gt.Jiroの男性メンバーがVo.Gori、Bass Yukko、Dr.Emiの女性メンバーが映えるようにサポートし、また意識がデフォルトでステージの外側に向くようになった。
(Dr.Emi)
また、ステージを「広く」することが出来るようになったことも大きい。以前は、ステージは客席と切り離された別世界のようになっていた。いくつもバンドを見ているが、こういうバンドほとんどであり、かつての『LiLi』が特別であったわけではない。こういう場合、バンドや曲の世界観にシンクロして、積極的にステージの内側に歩み寄る一部の人の支持しか得られないし、好意は持ってもらえても共感は得られない。
(客席への視線にも変化が付けられるようになった気がします。)
この辺の変化にはストリートライブでの経験もあるのではないかと思っている。ステージと客席の境界もなく、観客は目的を持って来ているライブハウスとは違い、ストリートライブで人の足を止めて聴いてもらうためには、意識を外に向け、自分たちを積極的にアピールしなければならないからである。
代々木公園での初ストリートライブを見ていたが、2ステージ行われた最初は緊張のせいかどこかぎこちなかったが、次の回では固さも取れ、自分たちなりに考えた結果をもとに微調整をしたこともあってか、人の足を止めさせることも出来ていた。
(箱ライブでは、ステージの一番後ろにいるDr.Emiもしっかり見える)
気付いた変化はこれ以外にもいくつもあったが、最も大きいのは、メンバー自身がライブを「楽しんでいる」という感覚が客席に伝わってくるようになったことである。
(Gt.Jiro。演奏している様子からも楽しさが伝わって来ます。)
演奏やボーカルの巧拙はもちろんあるが、何より「音楽が出来て楽しい」「こういうものを伝えたい」というものがステージから伝わってくると知らないバンドでも意識が入るものである。意識が向いている間にステージと客席でキャッチボールが何度か成立すれば、そこで「潜在顧客」はファン予備軍である「見込顧客」に転化する。(それをファンにまで変えるのは、それはそれでかなり難しいのは言うまでもないが)
(カメラに向かってVサインをしてくれたVo.Gori。ちょっとタイミングがズレてしまいました。)
ステージのエリアだけがステージではなく、会場全体をステージに出来つつある。
これが一番大きな変化であるような気がする。
『LiLi』は、この5月は関東エリア全11ヶ所を回るツアーの真っ最中。
本拠地 横浜から都内はもちろん、高崎、水戸など広い範囲であるため、かなりハードなスケジュールになるだろうが、このツアーを終えたあとにどれだけ成長して帰ってくるか今から非常に楽しみである。
インディペンデントレーベル (2005/10/21)

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