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2007/10/17

LiLi in 新横浜Bell's(RTA)

週末は、新横浜bell'sで行われた『LiLi 』のライブに参加して来ました。
この日は、FM横浜主催による企画「ROAD TO ARENA(RTA)」
「RTA」とは、「横浜アリーナへの道」という意味の横浜を代表するイベント。かつてはいくつもの名のあるバンドを輩出したという由緒正しいものでございます。

今回のイベントでは、FM横浜のインディーズ音楽専門番組『YOKOHAMA MUSIC AWARD』内のコーナー『YOKOHAMA ANGELS』を担当する『I-RabBits 』、『Capock 』、そして『LiLi』の3組がホストバンドを務めました。

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(新横浜Bell'sで演奏する『LiLi』)

ここ新横浜bell'sは、通りを挟んで横浜アリーナのすぐ隣。

「いつかアリーナの大きなステージに立ちたい」

と夢を見る若い彼ら彼女たちにふさわしい場所。

『LiLi』の箱ライブは、ずいぶん久しぶりです。
ここ何回かは、屋外でしか見ていませんでしたが、その成長にひとりにんまりとしていました。

前回の元住吉でのライブでは、MCやカバー曲を使わずに、自分たちの楽曲だけで、無党派層の足をしっかり止めさせていました。それだけに今回ライブハウスで、どれだけの人を掴むことが出来るのか非常に楽しみでした。

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(セッティング中の『LiLi』のDrs.Emi)

ここ新横浜bell'sは、比較的好きな場所なのですが、自分の関心のあるバンド以外の時の観客の私語だけがいつも気になって仕方がありません。

別に特定のバンドのファンが、という訳でもなく、いつもそうなのは何故なのでしょうか?
もう少し、他の人への気配りが欲しいものです。

当日は、後ろまで人がいっぱいになっていただけに、余計目立ちました。

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(『LiLi』Vo.Gori)

さて、話を『LiLi』に戻します。

ライブハウスの照明の中で演奏する『LiLi』は、ひと回りたくましくなった気がしました。
いい意味で図太さが出てきたとでもいうのでしょうか。
客席の視線にひるまないし、かと言って、その視線に負けないために、不必要に力が入ることもありませんでした。

ステージの中でしっかりと軸が出来ていましたので、ひとりの観客として安心して見ることが出来ました。
これは、メンバー全員が同じ意識を持っていないと出来ないことで、ひとりでも取り残されていると、どこか違和感を感じてしまい、不安定さが伝わってしまうものです。

表情を作らなくても、そのままで十分「絵になる」ようになったのも印象的でした。

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(『LiLi』Gt.Jiro。フッと抜いた時の表情も締まって見えます。)

以前にも「絵になる」表情はありましたが、それは「客席から見られている」ことを意識した雰囲気がありました。それは、それで大きな一歩です。

この日は、自然な表情に引き寄せられることが、多かった気がします。
そろそろ第2段階といったところでしょうか。

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(『LiLi』Bass Yukko)

体を絞って来たせいか、顔が引き締まって表情がシャープに見えます。

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(『LiLi』Key.Hajime。注意して見ると、かなりいろんな操作をこなしている。)

あれこれ見ているうちに『手紙』の演奏が始まる。

「『あなたのうた』を出すことなく、今日は終わるのか?あの曲だったら、この会場の私語を止められるのに。」

と煩悶としつつ、聞き入る。

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(『LiLi』Drs.Emi)

などと思っていたら、最後にイチオシの『あなたのうた』を持ってきました。
こういうセットリストもあるのですね。

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片思いの切なさと、感情の激しさをGoriのボーカルが、細かに描き出します。
絵画の描写に例えるなら、色とりどりの色を使って、先の柔らかい絵筆で細かなところまで丁寧に仕上げたかのようです。

聴く人に押しつけることなく、スッと入って来る、そんな感じです。

会場のざわつきが止まった時には、思わず息を飲みました。

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(「エリカ様」っぽく撮ってみました。最近、何かにこだわるとムキになって、シャッターを切っています。)

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(センターラインの女性陣を支える表情はこうでないと、と思います。)

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(静かに流れるようにスティックが動き、リズムを刻む。)

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イベントの最後には、出演バンド全員によるセッションが行なわれた。
曲目は、『Daydream Believer』。
オリジナルは、『The Monkees』のヒット曲だが、この日、演奏されたのは『THE TIMERS』バージョン。約20年ほど前に良く流れていました。

『THE TIMERS』は、忌野清志郎の覆面バンド。この曲が収録された『COVERS』は、その政治的に過激な歌詞から、当時、清志郎が所属していた東芝EMIで「発禁」(原発反対を歌った『サマータイムブルース』が原発建設にかかわる親会社の東芝の怒りに触れたらしい。)となり、お蔵入りになりそうだったのを、清志郎の旧所属レーベルのキティレコードから出た曰く付きの作品。(もちろん、発売が決まった瞬間に予約して買いました。)

これが流行した時の苦い思い出が、ふと胸を横切った。

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(しっかりと揃ってカメラ目線をいただきました。)

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(『YOKOHAMA ANGELS』の3人娘。最前列左から『I-RabBits』Vo.&Pianoマイコ、『Capock』Vo.Junko、『LiLi』Vo.Gori)

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この日は、Gt.Jiroの真正面にいました。
会場が混んでいて、全く動けなかったのですが、幸いすごく良い表情に遭遇出来ました。
「これは、撮るしかない」と、ちょっとこだわって撮ってみました。

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» RTAで新曲を披露 [熱中時代アネックス]
【LiLiライブレポート】 2007年10月12日 神奈川・新横浜BELL’S  FMヨコハマのインディーズ音楽専門番組「YOKOHAMA MUSIC AWARD」とタイアップし、LiLiも3バンド共同でイベントのホストを務めているのが「ROAD TO ARENA」。「横浜アリーナのステージに立てるようなアーティストを輩出する」ことをコンセプトにした夢のあるライブイベント。今年はこの日で3回目を迎えました。LiLiはこの大きなイベントに合わせて新曲を披露。ステージに上には夢に向かって輝く..... [続きを読む]

受信: 2007/10/17 23:55

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