« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

2008/04/30

事件発生!

一昨日の夕方、赤坂の映像制作会社で映像素材の修正作業と打ち合わせを終えて、地下鉄 赤坂見附駅に向かう途中に事件は起こった。

赤坂見附駅前の道路に出たところで、ビルからフラフラ出て来た男が、目の前で路上で倒れ込んだ。
てっきり昼間から飲み過ぎた酔っぱらいかと思っていたが、そのまま動こうとしない。
細い道とはいえ、ここは車道。

「大丈夫ですか?」

と声をかけるが反応がない。
通り掛かった女性が同じように声をかけるが、やはり反応がない。

続きを読む "事件発生!"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

矢野顕子×くるり

カメラマンとしての取材といえば、昨年8月の終わりにも矢野顕子とくるりのコラボレーションライブにも行っていたりします。

前回のZepp Tokyo同様、ここYOKOHAMA BLITZみたいな大きな箱だと、2階席の高く遠いところからしか撮れないので、暗いところでも大丈夫な大砲のようなレンズでステージを狙う必要があります。

3kgくらいのカメラを抱えて、2時間半くらい中腰で動き回らないといけないので、運動不足の自分にとっては結構つらいものです。

その時に撮った写真がこちら

大きな箱でのライブをどう撮っていいのかわからないので、不満が残る出来ですが、『せきずい』や『LiLi』がこのステージに立つ時までには、バシッとしたものを撮りたいものです。

 


くるくる鮨 Quruli Video Clips 1998-2004
ビクターエンタテインメント (2004-07-21)
売り上げランキング: 12744
おすすめ度の平均: 5.0
5 キモさとカッコ良さ
5 ファンは必見
5 I am full! (お腹一杯!)
5 くるり最高だが…
5 くるり初心者

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/29

泉谷しげる

先日、ボブ・ディランを改めて聞き直していたら、ふとフォークが聴きたくなりました。
吉田拓郎、かぐや姫、荒井由実(「松任谷由実」ではない)に始まり、初期の長渕剛、浜田省吾、岡林信康なんていう、1970年代~80年代の楽曲を延々と流し、すっかり昭和の時代に浸っておりました。

何か物足りなさを感じたのは、泉谷しげるがないこと。
確か持っていたはずなのだが、度重なる引っ越しでどこかに紛れ込んでしまったか。

泉谷しげるといえば、昨年の夏にZepp Tokyoで行なわれたサンボマスターとのライブをカメラマンとして取材しましたが、還暦近くなっても客席に向かってくるあの迫力に驚かされたものです。
ライブ写真はこちらにもございますので、よかったらご覧くださいませ。

そうなると、無性に聴きたくなるのが人の性。
amazonでベスト盤を買ってしまいました。
連休中は、ヘビーローテーションになりそうでございます。


ベストアルバム〈2枚組〉
泉谷しげる
GENEON ENTERTAINMENT,INC(PLC)(M) (2008-01-23)
売り上げランキング: 5863

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/27

ボブ・ディラン

昨日、新聞を読んでいて気になった言葉。

人は、ローンを組みたがる。
人生コースを型にはめ、年をとる。
でも、ディランはいつも現金払いないんだ……。

(朝日新聞 2008年4月26日朝刊 『ボブ・ディランって何者』)

ボブ・ディランを描いた映画『アイム・ノット・ゼア』の公開に合わせて、彼の分析記事が載っていた。引用は、評論家の湯浅学氏によるもの。

高校の時、朝日新聞の『天声人語』で、『風に吹かれて』の歌詞とともに彼のことを初めて知る。インパクトを受けた自分は、その日の学校の帰りには、彼のアルバムをレコード屋で探していました。

 

ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン (2006-06-23)
売り上げランキング: 3642
おすすめ度の平均: 5.0
5 60年代とボブ・ディラン
5 貴重な映像が一杯のお宝DVD
5 衝撃のMr. Tambourine Man
5 まさに彼は吟遊詩人。
5 ただのミーハーなファンの感想です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/26

DNA

昨夜は、前職時代から自分が組長と慕う方の飲み会に参加して来ました。
総勢10余名。

会社も年齢もバラバラですが、組長といっしょに仕事をして、その熱さに惚れた組員で、みなさん立派な肩書を持った方。

ある意味、前職の会社が、最も輝いていた時代のDNAを継承した人ではないかと思います。

この日は、自分が入社間もない頃の副社長も参加されました。
従業員5万人、グループ全体で国内10万人のトップにおられた方で、当時の自分からすれば、直接口を聞くのも恐れ多い雲の上の方でした。

副社長の直轄プロジェクトにかかわったことが、組長との縁のはじまりであり、今の自分の仕事の源流でもあります。

せっかくの機会だから、日頃思っていることを素直にぶつけてみました。

静かに耳を傾けて聴いていただいている時は、正直ドキドキものでした。
何せ前職時代も、現職でも、「異端」とされた者の意見ですから。

話が終わると、

「そうだよ。そうじゃなきゃいけないんだよ。今、欠けているのはそれなんだよ。
俺は15年前から言ってるんだ。」

と言っていただきました。

前職の会社が、「とにかくやってみよう」と新しいことに挑戦し続けていた時代を過ごされ、副社長在任中も「えっ、この会社がこんなことを?」と思うようなことを直轄プロジェクトとして進めてこられた方から、そう言っていただき、本当に胸が熱くなる思いでした。

これで、またしばらく戦えます。

そして、さらにこんなお願いをしてみました。

「若い人たちに、(前職の会社が)進取の精神にあふれ、輝いていた時代の話をしていただけないでしょうか?
伝聞ではなく、当時トップにいた方の口から直接お話を伺えることは、彼ら彼女たちにとって刺激にもなります。
そして、何よりもそのDNAを正しく次世代に伝えていただきたいのです。」

すると、

「おお、それはいいな。
さっそくやろうじゃないか!」

と笑顔で快諾していただけました。

さて、これから面白くなりそうです。
だって、夢をかたちにして来たDNAを直接次世代に引き継がせることが出来るのですから。

一粒の麦もし地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし


プロジェクトX 挑戦者たち 第V期 国産コンピューター ゼロからの大逆転~日本技術界 伝説のドラマ~
NHKエンタープライズ (2002-12-18)
売り上げランキング: 15263
おすすめ度の平均: 4.0
5 日本はやはり「モノつくり」大国
3 池田さんは凄い人だと思うが
5 日本が失った技術者魂
3 あえて問題提起をさせて頂きます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/25

さぁ行こうかー!

これは昼間に乗った京浜東北線の車内に貼ってあった広告。

さぁ行こうかー!

せきずい』ファンなら、思わずニヤリとしてしまうのでないでしょうか?

それ以外の人は、きっと「これ何?」って、感じだと思いますが。

自分もこの写真を撮る時、電車の中にいた人たちに訝しげな目で見られてしまいました。


東京ラヴロマンチスト
せきずい
yellow ribbon inc. (2006-04-15)
売り上げランキング: 72342
おすすめ度の平均: 4.5
5 豊かさが増した
4 恋愛がいっぱい

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008/04/24

自分の目標

最近、iモードの立役者のひとりであるNTTドコモ 執行役員 夏野剛さんが退社するというニュースがあった。
それに関連するこんな記事を読んだ。

その中で印象に残った言葉。

企業の活動には、他社に勝つということと、お客様に良いものを提供することという2つの軸があって、その(注力する)比率は時によって変わる。

でも僕 は、常に他社にもない、まったく新しいものを提供して、それでお客さんをハッピーにするということをしてきた。

それは(iモードの)成功体験とか、そんな 小さな話ではない。常に新しいものを提供してきた結果として、他社との競争にも勝ってきた。

「1を100や1000にする」ことが評価される日本の企業の中にあって、「0から1」を生み出し、さらにそれを5000万にまで育て上げた人だからこその重みがあります。

前職の時(10年ほど前のことでしょうか)、夏野さんとお会いしたことがありましたが、確かにその時も他社に先駆けたある新機能を「一日も早く出して欲しいんです!」と言われたのを覚えています。

iモードの面白さを知ってもらうために、あるゲーム会社にアイディアを提案して、採用してもらったエピソードも伺いました。(草創期のゲームで誰もが知っている大ヒット作品です。)

強い立場を利用し、他人の尻を叩いて何とかしようとする人が多い中で、自分の体と脳を目一杯動かして他にない新しいサービスを提供しようとする姿勢も強く印象に残っています。

自分も「今までにないものを提供して、お客さんの笑顔が見たい」と思って、ずっとやっていますが、いまだに満足の行く結果には至っていません。

でも、何とかがんばって、前述の夏野さんのようなセリフを言ってみたいもの。
これが今の自分の目標です。


iモード事件 (角川文庫)
松永 真理
角川書店
売り上げランキング: 83119
おすすめ度の平均: 4.0
3 気軽に読めるプロジェクト成功物語
4 コンサルの実際、プロジェクト発足、進展がよくわかる。
2 知らなかった身近なものの誕生話
3 原点はクロサワ?
1 どこがイノヴェーターなのでしょう?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/23

あるスタジアムの話

ある地方に野球場があった。
スタジアムには、大勢の人が集まるので、いくつのも企業がスコアボードやフェンスに広告を出してくれた。
黒い壁にペンキで書いただけでお金をもらえるので、スタジアムの経営者は、

「これはおいしい商売だ!利益率も高いので、とにかく進めろ!」

と夢中になった。

ベンチやバックスクリーン、両翼のポール、挙げ句は、ボールボーイのユニフォームにまで広告を付けた。
スタジアムの中に広告を入れるスペースが無くなると、試合にまで企業名を冠した「○○シリーズ」というものまで始めた。

しかし、人気のあるプロ野球チームを呼ぶと、客は来るがお金もかかる。
経営者は、

「コストを下げろ!」

と従業員に檄を飛ばす。

社長が恐いマネージャーたちは、「コストパフォーマンス重視」を大義名分にギャラが安い独立リーグを呼んだ。
当然、客足は落ち、入場料収入も減ってしまった。

「観客が増えないから、広告を増やすしかない!」

ついにスタジアムの命名権を売却した。

球場の運営には、一定のお金が出て行くもの。
ついにその固定費ギリギリまで収入が落ちてしまった。

「スタジアムの設備が悪いからだ。イスや設備を最高級のものにすれば、客足は戻るはずだ。」

外野の設備担当者は、外野芝生席全面に最高級のペルシャじゅうたんを敷いた。
内野の設備担当者は、漆塗りのイスを並べた。

それでも客足は戻らない。

「どうしてだ?これだけ球場の設備を整備したのに、なぜ客が来ない!」

経営陣は、各部門の担当マネージャーを呼び出しては、怒鳴りつけた。

そして、さらにコストを下げるため、独立リーグを切って、大学野球チームを呼ぶことにした。
すると、また客足は落ち、今度は、高校野球チームへ。
さらに売り上げが下がると、最後には少年野球チームになった。

ついに、固定費すら回収出来なくなってしまった。

そこで、経営陣は頭を突き合わせて、このスタジアムの経営不振の原因と対策を考えた。
休日を何度も何度もつぶして考えた。
そして、最後にこんな結論を導き出した。

「野球チームを呼ぶとお金がかかるから、呼ぶのをやめてしまおう!
利益率が高い広告だけをやればいいではないか!」

そこには、スタジアムに入っている観客について考える者はなく、企業が広告を出す理由を理解している者もいなかった。

従業員の1人は、魅力あるチームや選手を連れて来ようと、昨夏、渡米してメジャーリーグとのコネクションを作って来た。
しかし、この状況において、それが活かされる日は来るのだろうか?


なぜ、賢い人が集まると愚かな組織ができるのか - 組織の知性を高める7つの条件
カール・アルブレヒト 秋葉 洋子
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 16178
おすすめ度の平均: 3.5
3 組織のエントロピーとシントロピー
4 愚かな組織を作る方法-あなたの会社にぴったりです
3 「組織の知性」の高さが組織の繁栄を決める
4 組織の知識指数って 重要ですね!!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/22

口紅付きのタバコ

勤務先の喫煙所で同僚から、

「『誰かの口紅付きのタバコを取っているのかな?』って、思ってしまいましたよ」

なんてことを言われました。

確かに見方によっては、オレンジ色のルージュがフィルターに付いているように見えなくもありません。

口紅付きのタバコ

残念ながら、これは最近出たシトラスメンソールのタバコに付いたデザイン。

仮にそんな思い出の品であっても、ずっと持ち歩くことはないでしょう。

15年前に禁煙して以来、ほとんどタバコを吸うことはありませんでした。

ごくたまに、ひどくイライラした時や気分転換の時くらいに口にする程度で、年に数本吸うかどうかではないでしょうか。

なのに最近は、すっかり増えて、下手したら1日1箱ペースで灰になって行きます。

タバコを吸ったところで、何かが変わるわけではないんですけどね。


『タバコ片手におとこのはなし』 ~20代の切なさ、恋の孤独と、女友達  GLAMOROUS BOOKS (GLAMOROUS BOOKS)
LiLy
講談社
売り上げランキング: 11369
おすすめ度の平均: 5.0
5 今まで読んだ本の中で1番共感し元気が出ました
5 すごくカッコイイ!!
5 20代女子。励まされました!
5 メチャメチャ共感!!
5 大好きです♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/21

横浜散策

週末の土曜日、『LiLi』のライブの帰り道、横浜の街を歩いてみました。
学生の時、この界隈の雰囲気が好きで、何度となくバイクで来た場所。
でも、今では、すっかり足が遠のいてしまった感があります。

Dsc_4364am

こうして、久しぶりに徒歩で歩き回るのも悪くありません。
新と旧、和と洋が共存していて、他の街とは違う横浜らしさがダイレクトに伝わって来ます。

Dsc_4351am

ちょっと、路地を入ると異国の港町のような佇まいがあり、大通りのすぐ近くにも歴史を感じさせる西洋風な店が軒を連ねています。

Dsc_4355am
(こういう場所だと、ポートレートを撮ってみたくなります。)

日常の中の非日常。
そんな趣が、横浜にはあります。

るるぶ横浜中華街みなとみらい 2008最新版 (るるぶ情報版 関東 16)
ジェイティビィパブリッシング
売り上げランキング: 54251
おすすめ度の平均: 4.0
4 横浜あこがれ
4 みなとみらいあたりは、これで決定です

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008/04/20

LiLi in 横浜港大さん橋(2008.4.19)

フルアルバム『LiLi’s Cafe』オープン記念ツアー中の『LiLi』。
昨日、4月19日に横浜港大さん橋で行なわれたライブに行って来ました。

Dsc_4277am
(横浜出身のバンド『LiLi』)

横浜港大さん橋の出入国ロビーでは、週末や祝日に「くじらのおなかアフタヌーンコンサート」というイベントが行なわれており、今回のライブは、その枠で開催されたものです。

Dsc_4146m
(横浜港大さん橋遠景。『Link』のジャケット写真撮影のころ以来なので、本当に久しぶりです。)

会場となった横浜港大さん橋の出入国ロビーの建物は、巨大なクジラを模したような造りで、「くじらのおなか」という表現もうなずけます。

Dsc_4346ts
(大さん橋出入国ロビーから見た山下公園の様子[拡大]。波の高さから風の強さがわかるかと思います。)

あいにくの強風が激しい日でしたが、雨は降ることがなかったのは幸いでした。

Dsc_4164am
(Bass Yukko)

Dsc_4155am
(Per.Emi)

Dsc_4158am
(Gt.Jiro)

Dsc_4173am
(Key.Hajime)

Dsc_4236am
(Vo.Gori)

この日のステージは、13:30と16:00の2ステージ。
荒天にもかかわらず、いずれも用意された座席は全て埋まり、なかなかの盛況でした。

Dsc_4149am
(1回目のステージの様子。すでに満席状態。)

場所がら、船の出入りで客足がかなり左右されるようで、2ステージ目の終盤に、ちょうど到着した客船からロビーに人が流れて来ました。

続きを読む "LiLi in 横浜港大さん橋(2008.4.19)"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008/04/18

さなぎ

「ブログを見ると、最近、荒れてませんか?」

と心配されてしまいました。

気にかけていただいてありがとうございます。

今の状況を正直に申し上げますと、荒れてはいませんが、すさんでいます。
絶望はしていませんが、失望しています。
沈んではいませんが、水底に潜っています。

だからといって、レミングのように集団を作って、海に飛び込むつもりもありません。

固い殻に覆われたさなぎのように、時が来るのをジッと待っているところです。

よいこのDVD カブトムシとあそぼう
株式会社エムティアール (2006-08-20)
売り上げランキング: 84890

| | コメント (0) | トラックバック (0)

割と冷静みたいです

割と冷静みたいです
本日は、送別会で飲んだくれてました。

今日より飲んだはずなのに(良い意味で)ショッキングなニュースがあったので、割と冷静になっています。

一夜明けた後の勤務先の様子が今から楽しみでこざいます。


帰って来たヨッパライ
松竹ホームビデオ (2006-05-27)
売り上げランキング: 72295
おすすめ度の平均: 3.5
4 夢か幻
3 実験精神は買うけど・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/17

今夜は飲んだくれ

今夜は飲んだくれ
久しぶりに前の会社の同僚と飲みに行きました。

大した量を飲んだわけではないのですが、目の前がぐるぐる回っております。

明日も18:30スタートの2次会対応バッチリの送別会が控えているのですが、果たして大丈夫なのでしょうか?


聖なる酔っぱらい伝説

西日本出版社
売り上げランキング: 424176
おすすめ度の平均: 5.0
5 いままでなかったですね。
5 酔っぱらいなら心当たりのある出来事…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/16

壊れた冷蔵庫

古い巨大な冷蔵庫の中に並ぶ野菜や卵、肉や魚。

フロンガスが少しずつ抜けているのか、毎年冷えが悪くなっている。
コンプレッサーは、必死に回転数を上げてうなっているが、なかなか温度は下がらない。

周りの温度に敏感な冷凍庫のアイスクリームや氷は、すっかり溶けて外に流れ出てしまった。

中から決して開けることの出来ない扉がある限り、庫内の物は外に出ることは出来ない。

暖かい季節を迎えて、庫内の温度は上昇を続ける。
熱に弱い魚は頭から腐りはじめ、レタスは溶け始めた。
熱のこもった微風を送り続けるファンのせいで、肉は黒く変色していく。

一瞬、扉が開けられた瞬間に転がり落ちたレモンは幸いである。

残された物たちは、徐々に痛んでいく。
もはやまともな状態の物は無いようだ。
ぱっと見は変わらないように見える卵も中身は、すっかり腐ってしまっているはずだ。

外見だけは、昔と変わらぬ有名ブランドの巨大な冷蔵庫。
白くてきれいな厚い扉の中の世界は、腐臭に包まれつつある。

全てが腐ってダメになる前に、抜本的な対応として大がかりな修理をするか、買い換えるかしないといけないのだが、この家の主人は、そういった声に耳を貸さずにいかに脱臭剤や芳香剤を手に入れるかに執着している。

「電気屋を呼ぼう」と進言する人を疎んじ、強力な脱臭剤やキツい香りの芳香剤を数多く集められる者を頼りに奔走している。

「おかしな話だ」
そう思うだろう。
でも、この家の中の人は、本気でそれが正しい判断だと思っているのだ。

その間にも庫内のものは、着々と腐っていく。

腐らないはずの缶詰も錆びはじめている。
このままだと、近いうちに一つとしてまともなものなどなくなってしまうだろう。

泥の付いたジャガイモである自分も、体のあちこちに毒を含んだ芽が伸び始めてしまった。


はだかの王さま
はだかの王さま
posted with amazlet at 08.04.16
アンデルセン 中井 貴恵 colobockle
ブロンズ新社
売り上げランキング: 200756
おすすめ度の平均: 5.0
5 おとなが楽しめる

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/15

また会う日まで

また会う日まで
せっかく近くまで来たので、古巣に立ち寄ってみました。

久しぶりに来たら、周りはすっかり変わってしまっていて、昔から知っている人はわずかになっていました。

当時の後輩に電話をして、その案内で同期の同僚の席へ。
後は同期の案内で、かつての上司と先輩のいるフロアに案内してもらい、挨拶をすることが出来ました。


以前と変わらぬ笑顔で声をかけてもらえて、本当にありがたいことです。

偶然、打ち合わせ中のFDクラスのKさんにも会うことも出来ました。

今日は、今の自分の原点を確認するとともに、たくさんの元気をもらえた気がします。

次に来るのは、いつになるかわかりませんが、また会う日まで、みなさんどうかお元気で!


失楽園 上   岩波文庫 赤 206-2
ミルトン
岩波書店
売り上げランキング: 16139
おすすめ度の平均: 5.0
4 日本語訳(というか研究)がすばらしい。天使と天使の力のぶつかり合いが一番おもしろかった。
5 生きる勇気を与えてくれる
5 ヒロイックファンタジー。
5 驚きの壮観さ
5 人間の醜悪性の見事な描写

| | コメント (0) | トラックバック (0)

古巣

古巣
取引先との打ち合わせで以前勤めていた勤務先のビルへ。

訪問先は10Fで、古巣は6F。

誰かに遭遇するでしょうか?


プロジェクトX 挑戦者たち 第V期 国産コンピューター ゼロからの大逆転~日本技術界 伝説のドラマ~
NHKエンタープライズ (2002-12-18)
売り上げランキング: 34426
おすすめ度の平均: 4.0
5 日本はやはり「モノつくり」大国
3 池田さんは凄い人だと思うが
5 日本が失った技術者魂
3 あえて問題提起をさせて頂きます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/14

戦争の後の戦争

戦争を扱った映画の打ち合わせの帰り道に見付けた戦争の跡。

63年前のこの場所で間違いなく機関銃の弾が打ち込まれた確かな証拠。
車だと一瞬で通り過ぎる橋。徒歩でも看板に気付かなければ、素通りしてしまう。

角が取れた機銃掃射の弾痕の手触りに平和な時間の長さを感じます。

戦争の後の戦争
(橋の欄干そばに立っていた掲示板)

戦争の後の戦争
(鎌倉橋のプレート。元々横書きだったものを付け替えたようだ。)

戦争の後の戦争
(機銃掃射でえぐられた跡。この周囲だけでも、大小数個の弾痕がまとまっていた。)

B‐29日本爆撃30回の実録―第2次世界大戦で東京大空襲に携わった米軍パイロットの実戦日記
チェスター マーシャル
ネコパブリッシング
売り上げランキング: 239383
おすすめ度の平均: 5.0
5 これが実相だ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/13

地下3階 仮設写真館オープン!

fotologue という写真ブログを使って、フォトギャラリーを作ってみました。
いつも使っているブログと違って、flashベースで作られているので、見た目はかなり違うと思います。

月間のデータ転送量が20MBと少なく、掲載出来る写真の数に限界があるのが難点なので、もし他に良さそうなものがあれば、変わるかも知れませんし、元のブログに戻す可能性もあります。

とりあえず「仮設写真館」という形でしばらくやってみようかと思います。

FDクラススタッフ控室(地下3階 仮設写真館)はこちら!
(※申し訳ございません。PC限定の様です。)

現在公開中の写真は、3/10に渋谷のO-Westで行なわれた『せきずい』の「FINE FEEL FINE#12」でのライブ、3/16に代々木公園で行なわれた『LiLi』のストリートライブ。

Dsc_3332
(3/16代々木公園でストリートライブ中の横浜出身のバンド『LiLi』)

Dsc_3304
(Key.Hajime)

Dsc_3297
(Per.Emi)

Dsc_3343
(Gt.Jiro)

Dsc_3312
(Bass Yukko)

Dsc_3291
(Vo.Gori)

そして、昨夜4/12に渋谷O-Westで行なわれた「エンタ系アコロックナイトVol.3」での『せきずい』ライブをアップしてみました。

Dsc_4140s
(4/12渋谷O-Westで行なわれた「エンタ系アコロックナイト」のステージに立つ『せきずい』)

Dsc_4104
(身動きが出来ないほどに混雑した会場に黄色い声が響いた)

Dsc_3951s
(Gt.テツヲ)

Dsc_4006
(Drs.リョウ)

Dsc_4109s
(Key.ヨシアキ)

Dsc_4100
(Bass カズヒロ)

Dsc_4075
(Gt&Vo.ゴウ)

ご感想やご要望などがあれば、お寄せいただけるとうれしいです。
今後の運用の参考にさせていただきます。


MINOX デジタルカメラ ミノックス DCC Leica M3 (5.0) 500万画素 60302
ミノックス
売り上げランキング: 14163
おすすめ度の平均: 3.5
4 独特な世界観。
3 “味”を楽しめる人には、5つ星。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008/04/12

新入社員に贈る出世心得10カ条

帰宅途中、駅前には真新しいスーツ姿の新入社員が、すっかり出来上がった様子で騒いでいました。

自分の勤務先にも研修中の新人の姿を見かけます。

そんな人たちへ最近新聞に掲載された、こんな言葉を。

■新入社員に贈る出世心得10カ条

1.保身と無責任を肝に銘ずべし

2.失敗は他人のせいにせよ

3.偽(ぎ)なくば会社立たずと考えよ

4.闇の圧力にとことん屈すべし

5.法や裁判所の命令は無視せよ

6.他の客の迷惑を第一と考えよ

7.世間の批判に馬耳東風であれ

8.正義感や気骨、見識は捨てよ

9.悪事には見て見ぬふりをせよ

10.つねに尻尾を振るポチであれ

(以上を守れば諸君も役員に)

2008年4月3日 朝日新聞 夕刊「素粒子」より

ネットでも話題で、「朝日の自虐ネタ」という書き込みもありましたが、彼らにそんなシャレがある相手とは到底思えません。


被取締役新入社員
被取締役新入社員
posted with amazlet at 08.04.12
安藤 祐介
講談社
売り上げランキング: 11413
おすすめ度の平均: 5.0
5 惜しみない賛辞を贈りたい

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/11

ファイト!

いっそ水の流れに身を任せ
流れ落ちてしまえば楽なのにね

(中島みゆき 『ファイト!』)

ふと思うところがあって、急に中島みゆきの曲が聴きたくなりました。
さっきから『ファイト!』をヘビーローテーションで流しています。

最初に聴いた時、どうにも泣けて泣けて仕方がなかったのを鮮明に覚えています。
(基本的に涙もろいので、醜態をさらさないために映画は必ず一人で行きます。団体で行くときはおバカなコメディ限定です。)

別に落ち込みたくて聴いているのではなく、前向きに進むためですので、ご心配なく。
この曲の最後は、こういう前向きな言葉で締めくくられています。

ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく

「諦め」という名の鎖をほどいて、海の中の国境を自由に越えて行きたいものです。

ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ

最初に聴いてから20年以上が経ちますが、今も色あせることなく、たくさんの勇気を与えてくれるフレーズです。
きっと明日もこの言葉を胸に一日を過ごすことでしょう。


予感
予感
posted with amazlet at 08.04.11
中島みゆき
ヤマハミュージックコミュニケーションズ (2001-04-18)
売り上げランキング: 6341
おすすめ度の平均: 4.5
5 あの頃、大人の歌でした。
5 物静かだけど力強い
5 漢字三部作完結
5 多面的なみゆきさんへ「ファイト」
5 すべての人の人生にファイト

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/10

年々歳々

年々歳々 花相似、歳々年々 人不同。

年々歳々 花相似たり、歳々年々 人同じからず。

この季節になると、桜は毎年同じ場所で変わることなく咲いている。
しかし、それを愛でる人たちは、過ぎ行く時の中で変わっていく。
姿も心も、そして顔ぶれまでもが。
人の世とは、なぜかくも儚いものなのだろうか。

子ども版 声に出して読みたい日本語 9 国破れて山河あり/漢詩
早乙女 道春
草思社
売り上げランキング: 99502
おすすめ度の平均: 5.0
5 感謝しています
5 漢詩はなかなか無い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/09

幸福論

幸福とは、甘ったるい砂糖菓子のようなものである。
ひとくち、ふたくちは口にやさしいが、やがてすぐに飽きが来る。
どんなに甘党でも、3食すべてが砂糖菓子の生活が毎日続けばうんざりであろう。

不幸とは、塩水のようなものである。
薄い分には耐えられるが、濃すぎるものを立て続けに飲まされると苦痛でしかなく、下手をすれば死にもつながる。

幸福とは、不幸に対する相対的なものであり、そのギャップが幸福の大きさを決定づける。

誰も不幸は嫌がるが、不幸があるからこそ、幸福を感じることが出来る。
また、結果として、より多くの幸福を幸福として受け入れられる。

だから、涙の味に慣れすぎてしまった時、ほんの小さな幸せが強烈な甘さに感じられてしまうのではないだろうか。


はじめまして
はじめまして
posted with amazlet at 08.04.09
中島みゆき
ヤマハミュージックコミュニケーションズ (2001-04-18)
売り上げランキング: 21160
おすすめ度の平均: 4.5
5 このCDの意味を『人生』と言っていもいいですね。
5 言葉を聴いて欲しい
4 一番トータルアルバム色が濃いアルバム
4 ここからみゆきさんは変わったかも・・・・
5 『渇き』を感じさせるユーモア&シニカルな一枚

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/08

春の夜に思ふ

願わくは 花のもとに 春死なむ その如月の 望月のころ

確か西行の詠んだ歌だったか、帰り道にふと思い出す。

高校の頃、あんなに嫌いで覚えられなかった古典が、今になって自然に思い出されてしまうのは何とも不思議なもの。

ただ思い出すだけでなく、それに何かの意味を持たせようとするのは、年を取った証拠かも知れません。

春の夜に思ふ

西行の風景 (NHKブックス)
桑子 敏雄
日本放送出版協会
売り上げランキング: 60874
おすすめ度の平均: 5.0
5 時空を超えた旅体験
5 西行の求めた「道」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/04

白馬に乗った王子様のイメージ

よく、恋に夢みる女性の言葉として、

「いつか白馬に乗った王子様が私の目の前に現れて…」

なんていうのがありますよね。

その時に彼女たちが頭に描いている「白馬に乗った王子様」って、どういうイメージなんでしょう?

どうでもいいことなんですが、それが気になって仕方がありません。

『シンデレラ』に出てくる王子のイメージでしょうか?

シンデレラ スペシャル・エディション

それとも、『白雪姫』に出て来る王子様のイメージでしょうか?

白雪姫 【日本語吹き替え版】

でも、どこかに一人くらいは、こういうイメージで運命の人を待っているのではないかと思っているのですが。

Shogun

カッコいいじゃないですか、こんな王子様も。
普段は貧乏旗本の三男坊 、でも本当の姿は、従一位右大臣 征夷大将軍。
全国に400万石の土地を持つ大地主で最高権力者。
しかも情け深く、義に厚いとくれば言うことないはずです。

しかしながら、一度もそういう方にお会いしたことがありませんし、そういう人の話も聞いたことがありません。

世の中には、これだけたくさんの女性がいるんです。
単に自分が知らないだけで、こういうタイプの「王子様」を待っている女性が絶対にいると固く信じております。

王子様に出会える「シンデレラ脳」の育て方 (講談社+α文庫)
黒川 伊保子
講談社
売り上げランキング: 131853

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008/04/03

タクシーで帰宅

先週から続く送別会ウィークも折り返しを過ぎました。

ただいま、タクシーにて帰宅。
仕事以外でタクシーを使って帰るなんて何年ぶりでしょう?

しかし、今日は思いっきり飲みました。
明日起きれるか自信はありませんが、気合いと根性でがんばりたいと思います。


東京タクシー物語
東京タクシー物語
posted with amazlet at 08.04.03
石山 清
文芸社
売り上げランキング: 242285
おすすめ度の平均: 5.0
5 勇気と元気が湧いてくる本でした
5 色々な人が乗るタクシーでの出来事

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/02

真夜中のひとり言

自分で言うのもなんですが、多少凹んでも意識を前向きに持っていけるようになったと思ってました。

にもかかわらず、どうにも盛り上がらない、このモチベーションをどうしたものか?

戦略の失敗を戦術で取り返すことは出来ない。
戦術の失敗を戦闘で取り返すことは出来ない。

このまま沈んでしまうのではないか?

そんな無力感を感じておりますが、戦わずして逃げるのは嫌なので、やれるところまでやるしかないです。

支離滅裂な文章。

う~む、ちょっと飲みすぎたか。


にんげんだもの
にんげんだもの
posted with amazlet at 08.04.02
相田 みつを
文化出版局
売り上げランキング: 58631
おすすめ度の平均: 5.0
5 押入れの奥に
5 生臭さがタマラナイ
5 とてもすばらしいです。
5 人間くさい
5 心に響く言葉

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/01

あれから5年

今日から新年度スタート。

駅に向かうと真新しいスーツに身を包んだ新入社員らが目につきます。

新人研修のクラス担任(この時に担当したのが、ブログのタイトルになっている「FDクラス」です。)をやることが決まった時、同じ光景を見て、「いよいよか…」と期待と不安でいっぱいになったことを思い出しました。

あれから5年。
当時の新人もいまや会社で中堅を担う年齢。

彼ら彼女たちは、どのような思いで、この光景を見ているのでしょうか?

自分は、当時を思い出して、少しだけ家を早く出ました。

残念ながら、あの頃に感じた情熱や高揚感を超えることは、まだありませんが、いつかそれを超える経験が得られるように進んで行きたいと思っています。

追い風を動力に、向かい風は揚力として。


セルフ・コーチング入門 (日経文庫)
本間 正人 松瀬 理保
日本経済新聞社
売り上げランキング: 6564
おすすめ度の平均: 5.0
5 振り返る機会と、振り返りかたを提供してくれる
4 結局は、自己認識力と、自己管理力
5 すべてのコーチングはセルフ・コーチング
5 自分の枠が広がっていきます。
5 自分を見つけるワークシートは使えます!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »