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2008/10/16

せきずい in 東京キネマ倶楽部(2008.10.12)

10月の3連休の中日は、東京キネマ倶楽部で行なわれた『せきずい』ライブに参戦して来ました。

前日は、金曜日に酔って駅の階段を踏み外した時に腰を痛めたせいで全く動けなかったので、コンディション的にはかなり微妙な感じ。

しかし、この日は音楽雑誌『月刊歌謡曲』主催の「ゲッカヨ meet's エンタ系アコロックナイトVol.4」ということで、かなり豪華なラインナップ。

かなり長時間のイベントですが、体力的に持ちそうになかった(情けない話ですが)ので、『せきずい』の出番の1時間半前から参加することに。

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(幸せ配達型ロックバンド『せきずい』)

会場の東京キネマ倶楽部は、山手線 鴬谷駅から約5分ほどの場所にあります。
アクセスは最高の立地条件。

しかし、この鴬谷駅、とても山手線の沿線とは思えない場所。
プラットフォームに降りると、東側が徳川将軍廟もある寛永寺の霊園。
西側にはピンクのネオンが、歌舞伎町以上の数で輝いています。

すぐ近くには、朝顔市で有名な入谷の鬼子母神がありますし、少し離れたところには、正岡子規の旧宅 子規庵があったりで、昼間は散策にぴったりの下町情緒あふれる町なのですが。

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(Space Cowboyの『Talking in Your Sleep』とともに、『せきずい』メンバー登場。)

この日の『せきずい』は、トリでした。
長時間のイベントで観客も疲れているかと思いましたが、Space Cowboyの『Talking in Your Sleep』の曲が流れ、『せきずい』メンバーが登場すると会場は手拍子とともに一気に盛り上がります。

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(いよいよステージがスタート!)

いつもは、ステージ直下のカメラピットで撮影することがほとんどなのですが、この日は、『ザ・ルーズドッグス』のDVDの撮影でムービーのカメラが入っていたので、自分を含めスチール写真のカメラマンは、2階の関係者席に。

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機動力優先のレンズしか持って来なかったことを死ぬほど後悔しました。
便利さゆえに、レンズの明るさが犠牲になっているので、ズームアップした時に全く早い動きが撮れません。

シャッタースピードが最高で1/125程度。
大体1/60以下。
ロックバンドの早い動きだと、完璧にブレてしまいます。

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(Bass カズヒロ。今や最も動きが激しい男なので、演奏中の姿を上手く押さえられませんでした。MCで動きが止まった時を狙って、何とかという感じでしょうか。)

2階席だと、全景を撮るには楽なのですが、メンバー1人1人の表情を追う時は非常に難しい。
斜め上からの角度で狙うので、頭頂部と下向きの表情しか撮れません。

それをカバーするには、ひたすら動き回って、少しでも違う構図を作るわけですが、先に申し上げました通り、腰痛で思うように動けぬ状況でございます。

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(Key. ヨシアキ。珍しいメガネ姿。網膜剥離で一時戦線離脱というアクシデントがありましたが、順調に回復したようで本当によかったです。)

それでも、夢中になって動いているうちに、いつの間にか痛みを感じなくなっていました。

「おおっ、これぞまさしく幸せ配達型ロックバンド!」と変に感動しながら、撮影を続けます。

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(Drs. リョウ。唯一、2階席でありがたかったのが、日頃はうまく狙えないドラムが良く見えたこと。演奏している時の良い表情が撮れました。)

関東エリアでのライブがなかったので、彼らのライブを観るのは、本当に久しぶりです。
箱ライブとなると、2ヶ月ぶりくらいではないでしょうか。

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(Gt. テツヲ。光源の問題で最も撮りにくかった。ステージ横の上から狙って何とかゲット。)

その飢餓感もあったのでしょう。
思いっきりのめり込んで観ていました。

2階席という高い場所から客席とステージを俯瞰で見られる環境にいたこともあり、『せきずい』メンバーと観客の意識のシンクロ具合が手に取るようにわかりました。

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(Gt.&Vo. ゴウ。いつもは、下から右の横顔を狙うので、だいたいどういう表情になるのかが予想出来るのですが、この日はかなり勝手が違いました。上からだと全くイメージが違います。)

「エンタ系アコロック」のイベントは、過去に何度も行なわれているので、仲の良い気心の知れたバンドと、顔なじみのお客さんが多いということもあって、どうしても「慣れ」が出て来やすい環境になってしまいます。

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そういう中にあって、2階席という少し離れた視点から『せきずい』を見て、思った以上にストイックに感じました。

トークや小ネタに走ることなく、愚直に音楽だけで正面から客席に向き合っていました。
本当にいい感じで「大人のバンドになったな」と思います。

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(ドラムの激しい動きが撮れたのはうれしいものです。)

最後の曲は、自分の最も好きな『夢追ト』。
これだけは、上からでなく、1階でファンと同じ場所で、あの厳粛な雰囲気に浸りたくなります。
あわてて1階に降りて、観客の一番後ろからステージを見つめます。

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400~500人近い人の手が、Gt.&Vo.ゴウの言葉とともに一斉にサッと上がるのは、さすが「エンタ系アコロック」のイベントです。

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1階の客席にいると、同じバンドのステージなのに全く違うものに感じられます。
ステージから降って来る音と、観客の視線や熱気、これらが重層的に組み合わさって、独特の世界を作り上げています。

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最後尾で望遠レンズで見ても、ステージからグッと迫って来る迫力があります。
これは2階席では、絶対に体感出来ないものです。

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理想を言えば、自由自在に、上から俯瞰で見たり、ステージそばでアーティストに肉薄して飛び散る汗や身にまとった空気を撮ったり出来るといいのですが、体はひとつしかないので、それは無理な話。

かなりブランクが空くので、次の機会、そして、11月8日のワンマンライブまでには、動きについて行けるように「絞り球」を決めておく必要がありそうです。

そして、『せきずい』の記念すべきワンマンライブを映像としてきちんと残せるよう、何としても自分自身で納得の行く絵を撮りたいものです。

P.S:この日は、「エンタ系アコロック」のイベントならではのサプライズ演出がありました。

下の写真は、『ザ・ルーズドッグス』のステージでエルヴィス・プレスリーに扮して登場したGt.&Vo.ゴウ。
『ザ・ルーズドッグス』の『雨のち虹色』にゲストボーカルで参加している縁での参加ということだそうです。

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コメント

久しぶりに、「せきずい」の活気溢れる男らしい写真拝見しました。ありがとうございました。会場、暑かったですね。CYROさんも汗だくでしたね。お疲れ様でした。ワンマンもきっと大成功間違いなしですね。本当に楽しみにしています。heart01

投稿: meru | 2008/10/19 22:05

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