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2009/04/22

ビッグトゥモロー君

100年に1度(本当にそうであるかは非常に疑わしいが)の大不況。
明日の我が身も知れないサラリーマンは、数多いと思います。

こういう時に大発生するのが、いじましいほど上司にシッポを振る人たち。
傍で見ていると、もうちぎれんばかりです。
こんな姿を見せられると、ムツゴロウさんならずとも、思わず抱きしめてしまうことでしょう。

自分の身を守るための術ですから、別に非難するつもりもございません。(自分は絶対嫌ですけどね。)
ただ、中途半端な向上心があるのか、絵に描いたようなマニュアル通りのご対応をされる方を見ると、思わず苦笑してしまいます。

そんな人たちを自分は、昔から「ビッグトゥモロー君」と呼んでました。
「ビッグトゥモロー」とは、青春出版社から出ている雑誌『月刊BIG tomorrow』から来たものです。1980年創刊ですから、もう30年近くになりますか。

こちらの目次を見てわかる通り、大きなことを言っているようで、何だかすごくスケールが小さいです。
自分が誇大妄想狂の夢追人なので、そう感じるせいかも知れませんが。

今は不良社員ですが、一応、これでも新人研修の担任として、ここに書いてあるようなことは、ひと通り教えられるくらいのことはやって来ました。
それだけにね、笑えるんですよ。
マニュアル通りにやってる人がいると。
忠実にやればやるほど、腹筋が痙攣しそうになります。
笑っちゃいけないんでしょうけどね。

一見、忠誠を尽くしているように見えて、裏でペロリと舌を出すような輩が多いのも特徴です。
相手にシッポを振るならかわいげもありますが、こういう輩は役職にしかシッポを振らないから最低です。

自分が蛇蝎のごとく嫌いなタイプ。
徹底的に関わりたくないですね。

歴史マニアの自分の理想は、これです。
幕末の土佐藩出身の志士 中岡慎太郎の言葉です。

志とは、目先の貴賤で動かされるようなものではない。
望むべきは、その先の大いなる道のみである。
今、貴いと思えるものが、明日は賤しいかもしれない。
今、賤しいと思えるものが、明日は貴いかもしれない。
君子となるか、小人となるかは、家柄の中にはない。
君、自らの中にあるのだ。

中岡 慎太郎(文久元年11月26日 北川竹次郎宛手紙)

しびれますね。
後輩に宛てた手紙の一節ですが、言うだけでなく、ちゃんと実践して死ねたところに憧れます。


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