せきずいワンマンライブ in Shibuya O-West(2)
お待たせしました。
前日からの続きです。
『ALIVE』でしっとり聴かせ、『東京で僕らは恋をした』で盛り上げた後は、『それいけプー太郎』。
最初のミニアルバム『せきずい』に収録されている曲で、しかも今はCDも販売されていない(Amazonでは中古で35000円!)し、演奏される機会もないので、最近のファンの中には、初めて聴く人もいるのではないでしょうか?
「2010年バージョン」ということで、もっと前に出てくるような形にアレンジが変わっていましたが、古い曲もこういう形で聴けるとうれしいものです。
1コーラス目が終わった後のメンバー紹介でこの日のサプライズが。
ドラムの場所にリョウがいない。
代わってステージに現れたのが、MCリョウ。
(ステージに登場したMCリョウ。動画から切り出した映像なので、画質はあまり良くありませんが、雰囲気を感じていただければ幸いです。)
4年ぶりに「LAから来日」したといいます。
「LAって、ららぽーとじゃないのか?」
とか、
「どう見てもリョウだろ?」
というツッコミもありましたが(笑)。
(Yo Yo Yo Yo Yo Yo Shibuya O-West!)
(プー太郎は言うだろう、「夢を諦めるな」! かっこ悪くたっていい!嫌なことは置いてけ!涙置いてけ! 歌うぞ!踊るぞ!今日を楽しめ!Shibuya O-Westひとつになろうぜ~!!Yo Yo Yo Yo~!!)
(タオル回しの迫力に圧倒されました。一斉に回るとブンブン音はするし、会場の空気がぐるんぐるん回ります。)
(MCリョウにサインをもらった興奮を語るヨシアキ。宛て名が「よしあきさん江」とは、割と古風なサインのようです。)
(サインは2枚もらったのですが、2枚ともゴウが客席に放り投げてしまいました。)
(「いや~、そこでMCリョウに会っちゃってさ~」と語るリョウ)
スペシャルゲスト登場の後は、『チャリンコライダー』で一気に盛り上がります。
久しぶりに真後ろから、せきずいのステージを見ましたが、とても新鮮に感じられました。
客席から一斉に腕が突き出される様子を見ると、音に反応する大きな生命体のようです。
そして、『ガール』と続き…
あっと言う間に最後の曲に。
「えっ、まさか」と思わず時計を確認してしまうほどでした。
ゆっくりとしたスタートの後は、一気に駆け抜けたという感じです。
告知コーナーでは、ヨシアキ画伯によるバスドラムヘッドの紹介もありました。
ワンマンツアーでは、毎回変わるそうです。(「カズヒロに似てね?」という説もありました。)
そして、最後の曲、
ゴウから、「右手を挙げてください。」という言葉が出た瞬間、間違いなく『夢追ト』だと思いました。
だから、ズームで表情も狙いました。
しかし、予想に反して、出て来た言葉は、『Mr.タンクトップ』!
見事にダマされました。
観客全員がダマされたのではないでしょうか?
ここまできれいに外されたのは、初めてです。
しかもワンマンで(笑)。
(拍手に満足しないと動きださない。)
「客席の拍手に満足しないと動き出さない。」というGt.& Vo. ゴウ。
1回目の拍手。動かない。
「俺はいいと思うんだけど…」のゴウの言葉で客席から2回目の大きな拍手が巻き起こり、演奏が再開される。
最後の曲が終り、メンバー全員がステージを去ると、客席から『いつか僕が…』のフレーズでアンコールの合唱が始まった。
いつも君が 僕の隣で笑って支えてくれたよね
本当にありがとう
いつか僕が 君のかけがいのない人になれるようにと
心に誓い生きていきます
アンコールの声に応えて、再びメンバーがステージに上がると、会場は大きな歓声と拍手に包まれた。
(客席からのアンコールの歌について、ミュージシャンとして納得がいかなかった様子の2人。)
アンコール1曲目は、『more greenのテーマ』。
ミニアルバム『One』のボーナストラックに収録されている曲ですが、CDと同じバージョン(『One』バージョン)で聴くのは初めてです。
ボーナストラック、いわば、おまけの曲に「ここまでやるか?!」というくらいしっかり作り込んだ楽しい曲なので、曲名がコールされた瞬間、素直に喜んでしまいました。
アンコール最後の曲、つまりワンマンライブ最後の曲は、ゴウのモノローグで発表された。
今日、4月10日のワンマンライブは、この曲で締めたいと思います。
上手く行かなくて悩んで辛い日々。
誰もが経験あると思います。
でも、この曲に僕は多少なりとも助けられました。
今日は、どうもありがとう。
最後の曲です。聴いてください。
『望めども』。
ラストの曲が終り、約3時間に及ぶワンマンライブが幕を閉じる時が来ました。
演奏が終わると、メンバー全員がステージに並びます。
手を取り合って客席に向かって深々と頭を下げると、観客から大きな拍手と歓声が響いた。
メンバーがステージから去った後、なおもアンコールの声は止みません。
再度、メンバー全員が登場。
客席に改めて感謝の意を伝え、閉会を宣言して、ワンマンライブは、お開きとなりました。
最後にこの日のセットリストを書いておきます。
■セットリスト
1.いつか僕が…
2.今夜君に会いに行くよ
3.春風
4.流星RUSH
5.恋愛事情
(MC)
6.キミダケノウタ
7.青い春
8.サクラサク?
(MC)
9.君に贈る愛の歌
10.フタリのキセキ
11.ALIVE
12.東京で僕らは恋をした
13.それいけプー太郎
(MC)
14.チャリンコライダー
15.ガール
16.Mr.タンクトップ
【アンコール】
17.more greenのテーマ
18.HOLY KNIGHT
19.望めども
せきずい初のワンマンライブツアー「One-MAN LIVE TOUR2010」が、この後、下記の日程で行われます。(もちろん、間には、通常のライブもあります。)
■6/19(土) @愛知県 名古屋HeartLand Studio ワンマンライブ
■7/ 4(日) @大阪府 ESAKA MUSE ワンマンライブ
■7/10(土) @宮城県 仙台JUNKBOX ワンマンライブ
■8/ 1(日) @恵比寿LIQUIDROOM ワンマンライブ ツアーファイナル
なかなか遠征が難しいので、首都圏での参戦でしたが、「せきずい初」しかも「ワンマン」というのに、これを見逃さずにいられるだろうか…
しかも6月から高速上限2000円という後押しもある。
でも、片道100km以上運転したことないんだよな…
インディーズ・メーカー (2010-02-10)
売り上げランキング: 8988
ベスト アルバム
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント