桜
満開の桜を見ていると、ふとこんな歌を思い出しました。
もろともに 我をも具して散りね花
うき世をいとふ心ある身ぞ
西行
【意訳】
桜よ、散るときには、自分もいっしょに連れていって欲しい
この世の中にうんざりしてしまった私を
送別会や歓迎会に出ると、自分の葬式に出ているような気持ちになってしまいます。
それが続くと、日に日に気分が重く沈んでしまうのです。
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