闇を書き写す
ここ数ヶ月、重くて暗い話ばかり書いている。
別に他人に言うことじゃないと思うけど、無理して明るい話題を書くつもりもない。
過ぎていく日々の中、自分の内に渦巻く感情に素直に向き合い、写し取ることも、また必要なのだと思っている。
光があれば、必ず影がある。
その影が暗いほど、わずかな光を可視化出来る。
だから、今は闇の部分を徹底的に書き写す。
重い扉の隙間から差し込むかすかな光芒を見逃さないように。
光あふれる昼間も、月のない夜も、同じ一日。
人生もそんなもんじゃないかと思う。
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思い出とともに何年たっても・・・
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