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2010/04/04

プチプチの「本名」は?

引っ越しやCDを送るときに使われる小さな空気の粒が入っているビニール製の緩衝材。

大粒プチプチ #80 幅400mm×巻10M
(プチプチとした気泡が入った緩衝材)

昔、日通でペリカン便のドライバーをやっていた時は、「エアーキャップ」と呼ばれていました。
人それぞれに言い方が微妙に違っていて、それも「ほら、あのプチプチが付いたやつ」とか、どこか曖昧で自信がなさそうです。

さて、この商品の「本名」は何というのでしょうか?

3月24日付の朝日新聞朝刊によると、この商品を最初に開発したのは、アメリカのシールドエア社(本社:ニュージャージー州サドルブルック)。
「バブルラップ(bubble wrap)」という名前で商標登録されています。
1950年代の前半に創業者の一人が、飛行機の客席から見たボコボコとした雲の波にヒントを得て、「無数の雲の山を突起にしてシートに張り付ければ、割れ物の緩衝材になる。これなら必ず売れる」と数年がかりで開発し、1960年に同社を創業したのだそうです。(今年が発明50周年)

ちなみに、この読みは当たって、トランジスタの梱包で需要が伸び、コンピューター関連部品の輸送で成長。今や52ヶ国に営業拠点を置き、年商42億ドル(約3780億円)にまで成長しています。

アメリカでは、同社の商品名が代表的なものといいます。(その他には、「エアーバブルパック(air bubble pack)」という言い方もあるようです。)

日本では、難しい言い方で「気泡緩衝材」と言うのだそうです。
「プチプチ」という名前も川上産業(本社:名古屋市)が商標登録しています。
前出の記事では、これが「有名」と書いてありますが、同社の商品が圧倒的に強くて、その名称が一般名詞化したというよりは、見た目から言われているだけのような気がします。
(川上産業が「プチプチ」を商標登録をしたのは、1994年。1967年に最初に発売した時は「エア・バッグ」という商品名でした。)
その他には、「気泡シート」「エアクッション」という呼び名もあるようです。
日通で使われていた「エアーキャップ」という名称は、宇部フィルムの登録商標。
アメリカからライセンスを導入して、川上産業より早い1966年から「UBE・AIR・CAP」の商標で販売していた老舗ブランドです。そのためでしょうか、梱包材を使う業界では「エアーキャップ」と言う人が多かった気がします。

ですので、「本名」としては、

外国人相手に言うなら「バブルラップ」。
一般的に言うなら「プチプチ」。
業界っぽく言うなら「エアーキャップ」。
商標を使えないNHKっぽく言うなら、「気泡緩衝材」。

といったところでしょうか。

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コメント

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投稿: metal | 2010/04/04 15:17

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