明かりを消して 悲しみに灯を入れる
今朝の天声人語で引用されていた詩から、
ルームライトを消す
スタンドランプを 消す
そうして
悲しみに灯を入れる
(杉山平一 「闇」)
部屋の明かりを1つずつ消し、最後に闇が訪れた時に悲しみの灯にスイッチが入る。
このスイッチは暗くなると自動的に入るようで、消そうとしても絶対に消えない。
その根源を消し去ってしまうか、違うもので明るくするかしかない。
どちらかの方法が見つかるまで、闇とともに悲しみはやって来る。
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