山の上からの眺めにも似る
舗装された道を進んだ人がゴールに近づいていく。
藪や岩だらけの道なき道を歩みつつ、あちこち傷だらけの体で山上から眺める気持ちは何とも複雑だ。
時々、焦りや苛立ち、後悔や絶望で胸の中がいっぱいになる。
じゃあ、同じ道を歩いていれば、良かったのかと言えば、そうでもない。
そのゴールが自分にとって求めているものではないからだ。
見えている未来はつまらない。
他人が用意した結果も面白くない。
結局、捻挫や骨折を恐れずにこのまま前に進むしかなさそうだ。
山の遭難―あなたの山登りは大丈夫か (平凡社新書)
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羽根田 治
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パラ読み「登山は不確実性の塊のようなものである」
きちんと書かれた良書であるが・・・・・・
多くの方に読んでいただきたい.
生死の境で人は何を思い、どう動くか
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