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2011/01/27

動物だったら殺処分?

あちこちでインフルエンザが発生しているという話を聞きますが、一時に比べて、あまり騒がなくなった気がします。

市中からマスクが消えた時みたいな極端なのは勘弁して欲しいものですが、今はあまりにも無関心になってしまっています。
アルコール消毒やら、ワクチンをよこせだと、あれだけ神経質になっていたのに、手洗いやうがい励行すらどうかという状況ではないでしょうか?

一方で鳥のインフルエンザには、情け容赦ありません。
防護ネットの整備や消毒の徹底、作業着や靴の交換が義務づけられ、行政による監視も続けられています。
いったん発症すれば、周辺一帯で大量の殺処分行なわれます。

■鳥インフル:鶏15万羽の殺処分を開始 愛知・豊橋

本当にこれがベストの解決策だとしたら、インフルエンザが発生したら、人間も同じように「殺処分」されたっておかしくありません。(そんなことは出来ませんが)

○○社でインフルエンザが発生したので、○○人が殺処分されました。
××学校でもインフルエンザが発生し、××人が殺処分されました。

文字にするだけでも、なんとも恐ろしい話です。

「やむを得ない」と理屈ではわかってはいても、こうに考えると、しみじみと時に命の不平等を感じざるを得ません。


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