地震後、人々の間に溜まりはじめた変なエネルギー
地震や計画停電の影響で、今週も会社は「早く帰れ」モード。
平時で自分のところだけなら、うれしいのですが、有事でどこも同じとなると大変です。
電車は間引き運転でギュウギュウ詰め。
最寄り駅まで通っている路線は、終日5割運転で信じられないことになってます。
朝は入場制限でプラットホームまで約30分待ち。
帰りは、乗り換えのターミナル駅では、ホームから人がこぼれ落ちそうな状態。
「いつか事故が起こるんじゃないか?」
と思いながら、通勤しています。
地震直後は、「いつ大きな余震が来るか」という緊張感があったせいか、混雑や混乱にあっても個々人の中には冷静さがありました。
しかし、10日も経つと、ストレスや不便さへのいらだち、連日の疲れのせいか、みんな余裕がなくなっていて、集団の中にいるとギスギスしたものを感じます。
今日も、帰宅途中の駅でもちょっとしたことで激高する人を何人か見かけました。
身動きの取れないホームをかき分け、我勝ちに電車に乗り込もうとする人。
車内で肩が触れ合っただけで騒ぐ人。
満員で乗れなかったいらだちからか、自分の荷物と傘をホームに叩き付けて怒鳴っている人。
地震や原発の事故よりも、最近では、こちらに恐さを覚えます。
そろそろ、人々の間にも変なエネルギーが溜まりはじめているのではないでしょうか?
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