非常時に試される能力
本日は、午前中に整形外科に行って来た。
先週の地震で非常階段を上り下りした後、痛みが悪化。
さらに停電でエスカレーターが使えなかったので、さらに悪くなった。痛み止めでごまかしながらしのいで来たが、そろそろ限界が見えて来た。
さらに痛み止めの副作用と、ストレスで胃がキリキリと痛む。
胃腸薬と電気治療で若干痛みが緩和されたので、午後から近所のスーパーやドラッグストアの様子を見に行ってみた。
どこもカップ麺、米、パン、牛乳、水、缶詰、電池、ろうそく、トイレットペーパーやおむつがないのは、相変わらず。
買いだめする必要はいまのところないが、普通に消費していて切らした時が大変かも知れない。
駅に使い店は、「本日の入荷無し。入荷の予定はわかりません」とか「本日入荷分は売り切れました」といった張り紙が残されたがらんとした棚ばかりだが、ちょっと視点を変えると売っているところはある。
裏道の小さいお店には、個数制限はあるけど、トイレットペーパーは売っていた。
あとは、工事関係者向けの店とかには、1個42円とちょっと割高だが個別包装をしたものがある。ろうそくも仏具店に残っていた。
乾電池も近所の小さな100円ショップにあった。レジ横のゴチャゴチャしたところにあるので気が付かないからかも知れないが。
懐中電灯も地震直後に店頭から消えたが、先週末くらいなら自転車屋のサイクリングパーツとして売っていた。
ろうそくが無くても緊急時に短時間ならオイルライターも使えるし、(ちょっともったいないですが)油性マジックで代用することだって出来る。
(キャップを空けて火をつければアルコールランプみたいに使える。非常時に短時間なら大丈夫だろう。)
米が無ければ、真空パックの餅でもいいし、それが無ければ、韓国料理用の餅「トック」を使ってもいい。
何より大事なのは、冷静に考えて行動すること。
パンや卵、牛乳をまとめ買いしたところで、保存がきかないし、消費出来なかったら捨てるしかない。
カップ麺を大量に買っても、水が無ければ意味がない。
長期間食料が来ない持久戦に備えるなら、普通に食べるよりも、乾めんのままバリバリとかじった方が満腹感もあるし、長く持たせることが出来る。しょっぱいけど、チキンラーメーンの方が実用的。
野菜不足の時には、出がらしのお茶の葉を使ってチャーハンみたいにして食べられるので、ペットボトルではないお茶っ葉の方が使い回しがきく。(紅茶や烏龍茶は、食べるにはキツイ。あと茎の多い日本茶も)
学生時代、金欠の時にこれらのことを実践済みだが、世の中何が役に立つかわからないもの。
こういう非常時こそ、想像力と日頃の観察力、そして生命力といったものが試されるのだと思う。
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