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2011/04/24

ガングルオン in 高田馬場Live Cafe mono(2011.4.22)

去る金曜日(4月22日)に、高田馬場LiveCafe monoで行われた『ガングルオン』(ex せきずい)ライブに行って来ました。

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(高田馬場Live Cafe monoで演奏する『ガングルオン』)

会場になった高田馬場Live Cafe monoは、初めて行く場所。
地図でみると、すごく近いような感じです。

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(高田馬場駅前。節電で電気が消えていて真っ暗です。学生の新歓コンパで人はあふれているのに、このさびしさ。)

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(地図通りに行くと、いい感じの飲み屋が。)

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(何度も誘惑に負けそうになりました。いつか必ず来ようと思います。)

地図を見ながら来ましたが、なかなか入口が見つかりません。
周囲を2周ほど回って、

「もしかしたら…」

と地下に向かう入口を見ると、やっと発見。

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(「長崎飯店」の隣の右下の看板が「高田馬場Live Cafe mono」)

下に降りると、中華料理屋以外が、みんないい感じの飲み屋。
誘惑の多い場所です。

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(「長崎飯店」の隣に立て看板を発見。)

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(『ガングルオン』の文字を見つけ、一安心。)

奥にある白い扉に「LiveCafe mono」のロゴが描かれています。
ようやくやって来ました。

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(この扉の向こうがライブハウスになっているとは思えない雰囲気)

中に入ると、座席は埋まっていましたが、立ち見席には余裕がある感じです。
20:00くらいでしたが、余震が続く中、平日、しかも金曜日の夜だとこんな感じかも知れません。

アコースティックライブがメインのせいか、照明は控え目。
撮影のコンディションとしては、かなり厳しい。

がんばって、手ブレを防いでも、シャッター速度が1/40秒以下で動きのある被写体を撮るのは至難のワザです。望遠レンズだから、止まっているものでもかなり苦しい。
さらに輝度の差が少ないので、オートフォーカスも利かない。

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(被写体が動くと、こんな感じになってしまいます。)

それを何とかするのが、腕の見せどころ。
多少の被写体ブレは表現のひとつとして使うと割り切り、客席の最後列から狙撃兵のようステージを狙い、瞬間を待ちます。

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(Vo.&Gt.塚田哲夫)

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(Bass 押川和広)

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(Per.涌井亮)

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(Key. 前波芳明)

この日のライブは、「武蔵野音楽祭 presents 蓮の音 Vol4~東北地方太平洋沖地震チャリティイベント」と銘打ったチャリティイベント。
会場使用料と実費経費を除く、全ての売上げを「赤い羽共同募金」を通じて、被災地へ支援金として届けるためのもの。

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(武蔵野音楽祭のフラッグとDJ がっち)

会場では、本イベント主催者のDJ がっち特製のキーマカレーも販売されていました。

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最初の曲は、『裸の王様』。
今回はピアニカが入ったバージョン。
今まで、Per.リョウが前に出ていたコーラスのパートをBass カズヒロがやっていました。
この日は、全曲を通してコーラスでカズヒロが前面に出ていたのが印象的。
これまでになかった感じで新鮮でしたし、新しい可能性を感じました。

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MCを挟まずに『One Way』、さらに『正直者はすばらしい』と続く。

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『正直者はすばらしい』の間奏では、久々にワイヤレスヨシアキが復活。

「うちの飛び道具。ピアニカマン、ヨシアキ!久しぶり~!」

のテツオの言葉で、ステージを降り、ピアニカを演奏しながら客席を回るヨシアキ。

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(「ヨッチャキ~!」の掛け声が会場からかかる。)

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(「逃げないでくださいね。後で泣きますからね。」とステージから声をかけるテツオ)

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回を重ねたせいか、だいぶこなれてきた感じです。
あとは、会場の反応とシンクロさせる細かい微調整が出来れば、さらに良くなる気がしました。

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3曲続けた後にMCが入る。ステージ内でのヨシアキの位置について、テツオが話題にします。

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(この日のステージ内レイアウトは、こんな感じでした。)

「いつもはピアノのヨシアキは前を向いてるんだけど、今日は(配置の関係で)すごく見られているから恥ずかしい。」

「何を…えー、あのー…」

口ごもるヨシアキ。

「お前も照れるだろ?(そういう反応だと)何かそういう関係に見られるじゃん?!」(会場笑)

と突っ込まれ、

「いやいやいや、全然照れてはいないんだけど、この配置だと、前を見ると君がいるわけだよ。」

と何とか返す。

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「ほう、前を見ると君がいる。歌になるね。」

相づちを打つテツオ。

「新鮮、かつ、やりやすい、というか… 僕的には、とてもいいと思うんだけど…」

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言いかけたところで、

「チラチラ俺を見るのやめてくれる?」

とリョウのツッコミが入り、会場から笑いが。

それについて、テツオが解説する。

「すごくすがる目だよね?いつもの。」

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ヨシアキは、

「いやー、ここで振られるとは思ってなかったから…」

反論を試みたが、テツオに、

「ライブなんだから、いつ振られてもいいようにしておけ!」

と一喝され、しゅんとして、

「はい。」

完全に粉砕されてしまいました。

「えー、こんな感じでガングルオンやってます。」(会場笑)

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この日は、新曲『春の風と光の轍(わだち)』が、初めて披露されました。
リリースのペースが上がって来たと同時に、曲も最初から仕上がっています。
曲も歌詞も原点回帰から、前に向かって歩み出したものを感じました。

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活動再開直後は、「出来立て」という感じのまだゴツゴツしたものが残っていましたが、こういうところからも『ガングルオン』として本格的に動き出したのが実感出来ます。

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誰かの声にかき消され
薄暗く見失っても
今の僕の夢の真ん中は
君に続いている

(『春の風と光の轍』より)

最後の曲は『空と羽』。
震災の被災者に向けたチャリティライブにふさわしい曲。

「これは、どこにいても自分の想いを届けられるような曲にしていきたい。
今日、この曲を聴いたみなさんの心に響かせることが出来たらいいな、と思っています。」

と語ったテツオの言葉に全てが集約されていると思います。

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(「どこにいても自分の想いを届けられるような曲にしていきたい。」と語るテツオ)

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人が一人で道に迷った時
一体 僕は何が出来るのだろう
あの空に手を伸ばせば
届くような気がしたけど
ちっぽけな僕には届かない
草も木もビルでさえも

同じ空の下で生きているよ

(『空と羽』より)

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次の『ガングルオン』のライブは、5月29日(日)の渋谷milkyway。
少し間が空きますが、また完成度を高めたステージにしてくれるのを楽しみにしています。

【おまけ】

最近、MicrosoftのPhotosynthという面白い技術を教えてもらったので、それ用に撮影したを使って、パノラマ写真を作ってみました。

(パソコンでしか見られません。ごめんなさい!)


画面の中の好きな場所にマウスカーソルを持って来て、マウスの左ボタンを押したままで左右に動かしてみてください。


ぐるりと会場の中を見渡せるはずです。

高田馬場Live Cafe monoの会場の様子がわかっていただけましたでしょうか?

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コメント

拝見しました。

ありがとうございました。
私の思い込みかもしれませんが、
好きなカットが多め?で嬉しかったです。

ヨシアキさんのすがるような目つき・・・あはは・・・
疲れてるようにも見えますが。。。

ガングルオンになってからの曲は、
歌詞から読み取れる情景が広がったような気がします。

ららぽーとのライブに約2カ月ぶりに行きましたが、
声も音もさらに伸びやかで、私の好きな「間」もきっちり取れて、聴きやすかった。
完全に新しい4人の輪と和が確立されていました。

本当に素晴らしく、2か月でこれなら、
4か月空けたら数倍感動出来るな、なんて(笑)
うそです、仙台行きますよ~!

投稿: meru | 2011/05/01 08:35

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