花の色はうつりにけりな
天気もよかったので、車で都内をめぐって、多摩川の沿線を走ってみました。
河川敷には、多くの人が集まり、川沿いに植わった桜の花を楽しんでいました。しかし、残念ながら、もう見頃は過ぎてしまったようです。
花の多くは散って、葉も出始めていました。
今年の桜も見納め。
何ともあっけないものです。
そこでふと思い出したのが、この和歌。
花の色はうつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
小野 小町
あっと言う間に、時間だけが過ぎて行きます。
自分を含め、ここで桜を眺めている人たちは、来年の桜をどのような気持ちで見ているのでしょうか?
そう考えると、花もはかなく、人の存在もまたはかない。
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