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2011/06/06

音楽を聴きながらの自転車運転で警官に囲まれた男

日中、外出している途中の話である。

品川区内の公園の近くで、自転車に乗った3人の警官が買い物帰りのおばちゃんのように何やら話をしていた。

「パトロールの段取りでも話しているのか?」

と思ったが、それにしては、どこか様子がおかしい。
話を聞かれないようにしているかのように、頭を寄せ合って話をしている。

そこにヘッドホンで音楽を聴きながら、自転車を運転する30代くらいの男が、車道から歩道に入って来た。

その瞬間、数メートル離れた場所にいた、3人の警官のうちの1人が自転車を飛ばして、男を止める。
そして、ヘッドホンを外させ、男にヘッドホンにつながる機器を出すように命じた。
男は、自転車の前かごに入れたカバンから、iPodを取り出した。
そのタイミングで他の警官も集まって来た。
男を3人の警官が囲むような感じである。

さらに最初に呼び止めた警官は、無線で何かを問い合わしている。

はたから見たら、

「何か事件か?」

と思うような光景である。

おそらく、ここ最近の道路交通法の改正と条例による自転車への取り締まり強化の一環なのだろう。

しかし、今回、警官に囲まれた男も、まさかこんなことになるとは思っていなかっただろう。
彼にしてみれば、いつもと同じように音楽を聴きながら、自転車に乗っていたはずなのだから。

自転車に乗りながら、音楽を聴いたり、携帯を見ることはないが、これを機会に、もう一度、改正道路交通法と条例を確認しておこうと思った。

自転車で赤キップは切られたくない。
話のネタにはなるだろうが、仕込むには、ちょっとリスクがあり過ぎる。

みなさまもどうかご注意のほどを。
今回は、警察も本気かも知れません。

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