ガングルオン in 吉祥寺SHUFFLE(2011.8.12)
8月12日に吉祥寺SHUFFLEで行われた『ガングルオン』ライブに参加して来ました。
世の中はお盆休みということなのか、この日の開始時間は18:30。
乗り換え検索で調べてみると、定時終了後すぐに移動しても、現地到着は19:00過ぎ。
もしトップバッターだったら、参加出来ないところです。
昼間ライブハウスに確認すると、出演時間は19:10。出がけにトラブルさえなければ、ギリギリ間に合いそうです。
(吉祥寺SHUFFLEのステージで演奏する『ガングルオン』)
幸いにして、トラブルもなく、終業後にダッシュで移動。
蒸し暑さが体にこたえます。
着いたら、既に始まっている可能性があるので、井の頭線が吉祥寺駅に到着する直前にカメラをカバンから取り出し、セッティング。
臨戦態勢のまま、現地に向かいます。
お盆休み中の平日の夜だったので、客席の入りが気になりましたが、思ったよりも多かったのに少し驚きました。
『ガングルオン』の出番直前になると、ステージ前方は混雑気味です。
ステージ下手(向かって左端)のアンプ前に場所を確保すると、周りには顔なじみの方がたくさん。いっしょに応援する人が多いとうれしくなります。
(セッティング中の様子)
今回は、4月に同じ場所で行われた対バンと同じメンバーで行われました。
同じ場所に、同じバンド。
『ガングルオン』の成長をベンチマークするには、ちょうどいい機会です。
この日は冷静に比較しようと思って、ステージを見ていました。
『ガングルオン』のライブは、ほぼ1ヶ月に1回ペース。
その度に1曲新曲が入るパターンが続いています。
『ガングルオン』としての曲を揃えつつ、続けて観に来る人に既視感を与えないために、このようにしているのだと推測しています。
そのせいか、回数をこなしている曲の完成度と、新曲との間のバラつきが気になる時もありました。
しかし、今回は、全て2回以上ライブで演奏しているもので揃えて来ました。
やはり、レベルが均衡してくると違います。
ステージがひとつのパッケージとして成立しているので、楽曲1曲1曲の勝負ではなく、全体を通した団体戦として聴くことが出来ました。
単品料理ではなく、コースとして楽しめるようになったという感じでしょうか。
Vo.&Gt. テツオが客席に向かって行けるようになったのも大きいと思います。
最初の頃のように観客から集まる視線に負けることはなくなりましたが、ステージから目線で押すまでには至っていませんでした。
しかし、前回のライブ辺りから、グイッと攻めて来るようになりました。
カメラのファインダー越しにも目が合いますし、こちらがレンズで狙い続けているのにも引かずに向かって来ています。
(ファインダー越しに目が合うようになりました。「向かって来る!」という感じがしました。)
客席にいても、迫力を感じるようになったのではないでしょうか?
あとは緩急を付けたり、客席の動きを見ながら、キャッチボールが出来るようになれば、風圧だけでなく、会場内に風の流れを作り出せると思います。
曲数が増えて、ひとつひとつの練度が上がって来れば解決するのでしょうが、レベルが揃ったもので組んだセットリストのを、あと2~3回見られる時になれば、ずいぶんイメージが変わって来るのではないかと感じました。
活動を再開して、まだ5ヶ月ほどですが、長足の進歩を遂げています。
彼らのキャリアと実力を考えれば、当たり前といえば、それまでですが、それでもここまでもって来るのは並大抵ではないはずです。
次回はまた1ヶ月ほど先ですが、今度はどれくらいステップアップしたステージを見せてくれるのか非常に楽しみです。
こちらもライブ写真の活動再開してから半年余り。
彼らは『せきずい』時代のベースに『ガングルオン』として、新しいものを作り上げようとしています。
自分も同じ人を以前と同じように撮るだけでなく、違った感じで撮ってみようと模索中です。
以前は、「時間を切り取る」ことがメインでしたが、今は「動き」と「空気」を表現したいとチャレンジしています。
慣れたやり方でやれば楽なのですが、それでは進歩がありません。
でも、使える絵が少なくて、自宅に帰ってパソコンで写真を確認する度にがっかりするのが続いています。
こちらもがんばらねばなりません。
彼らのステージから受けたものを、もっとしっかり伝えられるように。
P.S:ライブ終了後、前回の吉祥寺SHUFFLEに出演した順子(中里順子)さんから声をかけられてびっくりしました。
確かに「次回来ようと思う」と伺っていましたが、シックな感じになっていて、全くの別人だったので、すぐにわかりませんでした。(前回ライブに来ていた方も、そばにいた『ガングルオン』メンバーもわからなかったくらい)
女優さんが役柄で化けるのは知っていましたが、こうも見事にやられると気持ちがいいですね。
舞台やロケで「戦闘モード」に入った役者を撮るのも好きですね。グワッとテンションが上がります。
いつか機会があれば、また撮ってみたいものです。
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