冷や汗にはちゃんとした役割があった!
緊張した時や怖い時などに手や足にかいてしまう冷や汗。
精神性発汗というそうですが、単なる副交感神経の一作用で、今まで意味があるとは考えもしていませんでした。
暑い時にかく汗には、体温調節や保湿、皮膚を清潔に保つ役割があると、その昔、保健体育で習った気がしますが。
しかし、意味がないと思っていた、この冷や汗にもちゃんとした理由があったのです!
今朝の新聞を読んで、初めてこの事実を知った時、長年解けなかった問題がスルリと解けたような爽快感を感じました。
(冷や汗は)実は、ヒトがサルだったころの名残なんだって。敵に遭遇して逃げる時、木に登りやすくするために滑り止めの役割を果たしたらしい。
(朝日新聞 2011年8月3日朝刊 「帰ってきたモンジロー たっぷり汗かき 夏を元気に」)
人間の体の機能とは、なんとも奥深いものです。
こんな身近なことなのに、まだまだ知らないことばかりです。
疑問に思ったら、調べてみる。
新しい事実を学んだら、ちゃんとノートかブログに記録しておく。
ちょっとめんどくさいですが、この積み重ねが必要なんだと思います。
このところ記憶力の衰えが激しいだけに切実です。
失われていく記憶と戦いながら、これからも日々勉強です。
ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト―最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅
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