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2011/10/10

税金の使い方を間違っていないか?観光庁の外国人1万人旅費無料招待計画

こんなニュースを見つけました。

■外国人1万人、旅費無料で日本招待…観光庁方針 (読売新聞)

観光庁は、東日本大震災後に激減している外国人観光客の回復を狙い、2012年度に全世界から、旅費無料で1万人の一般観光客を日本に招待する方針を固めた。

募集は主にインターネットを通じて行い、応募者の旅行計画などが審査に合格すれば、日本への往復航空券を提供する。

発案したのは、官僚なのか民主党なのかはわかりませんが、何か間違っているとしか思えません。
11億円かけて無料で外国人を1万人招待するより、1万人来るためにどうすればいいのかを考えてお金を使うべきだと思います。

例えば、除染とか、食品の放射線量検査を徹底するための機器整備とか。
ちなみに食品などの放射線量検査機器は、1台300万円弱。

11億円あれば、この機械なら400台以上買えます。 この検査機器を福島県を中心とした地域に導入して、本当に安全なものだけを出荷出来るようにした方が、効果的だと思うのです。 BSEの全頭検査と同じようなイメージです。
「そこまでやらなくても」と言われても、本気で消費者に安心して買ってもらうため、食べてもらうためにもやるべきです。「風評被害だ」と叫ぶだけでは、何も変わらないのです。

こういう形で使われるなら、納税者としても納得出来ますが、国民に負担を要請しておきながら、バラまきをやられてはかないません。

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