オフィス街に砂場があった?!
外出で「久しぶりに昼間にシャバの空気を吸ったな。」などと思いながら歩いていると、こんなものが。
「えっ、砂場?」
あまりの違和感に近づいて確認してみることにした。
確かに「砂場」と書いてあります。
ここは、虎ノ門。
文部科学省が近く、周囲はオフィスビルばかり。
それなのに、なぜにこんなに大きく「砂場」と書いた看板があるのでしょうか?
外出先での会議が終わった後に看板が指し示す方向に行ってみることにしました。
すると、すぐ先に「砂場」がありました。
これがその正体。
これで終われば、ただのネタ。
後で調べてみたら、すごいことがわかりました。
実は、このおそば屋さんは、豊臣秀吉の時代の大阪が発祥の伝統あるお店でした。
大坂城を造る時の資材の砂が置いてある近くに初代がそば屋を創業。
屋号の「砂場」は、そこから来ているそうです。
江戸そばのルーツが大阪にあるのも驚きです。
後に店は、江戸に移転。
「幕末の三舟」こと、勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟も通い、連合艦隊司令長官 山本五十六や鳩山一郎、田中角栄も贔屓にしたのだとか。
こんな歴史あるお店なら食べて行けばよかった。
次は時間を作って食べに行こうと思います。
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岩崎 信也
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