外組公演 其の六『囚われや』

懇意にしていただいている俳優ヒロキチさんが出演する舞台「外組公演　其の六『囚われや』」を観に下北沢空間リバティに行って来ました。

（外組公演　其の六『囚われや』）

（下北沢駅西口を出てすぐ。「ABC MART」の地下です。）

「3000人を集まられる劇団になろう」と目指している「外組」。
目指すだけなら、誰でも出来ます。
しかし、彼らは「第8回公演までに動員数3000人に達しなかった場合は解散」という期限を自らに課しています。

（黒い『囚われや』のパンフレットには、「私たち外組は、本公演『其の八』にて3000名のお客様の動員が叶わなかった場合、解散します。」の決意が書かれています。）

（公演開始前の舞台の様子）

自ら「3000名というハードルは、私達小劇団にとって無謀ともいえる目標」と認識し、「役者人生の勝負どころだと、腹をくくっています」とその覚悟を示しています。それを期限を決めてやるというところに、彼らの本気が伝わって来ます。

今回も最前列で観劇。
シーンによっては、目の前1mくらいに役者の顔がくるくらいの近さですが、風圧を感じるには最高の場所です。場合によっては、体温までもが伝わって来ます。
回を重ねるごとにムダが削ぎ落とされて、洗練されて来ました。
勢いに頼らず、地に足が着いた演技で観客と向き合う姿勢が印象に残りました。

予定では、来年に期限の第8回公演を迎えます。
本日15時からの昼の公演は、満員御礼。
来場者全員に外組ロゴ入りエコバッグが配られました。

この調子で行けば、目標をクリア出来るかも知れません。
いや、ぜひともクリアして欲しいものです。

既に来春の第7回公演が決まっていますが、ぜひまた観に行きたいと思っています。

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