ネタのような学校も自分にとっては現実だった
あの『戦国鍋TV』のスタッフが再結集して作った『ウルトラゾーン』。
「もしも怪獣がマッサージを受けに来たら?」
「もしも転校生が怪獣だったら?」
など、ウルトラシリーズでのエピソードやデータをからめたゆる~いコントがメインです。
リアルタイムで見ていただけに見ているとついニヤニヤしてしまいます。
そして、これは先日見ていた1シーン。
ウルトラマンを倒した最強の怪獣ゼットンが、無口なパシリ的な存在で不良たちとつるむ中で発生するエピソードです。
ここに登場しているのは、1980年代の不良がモチーフ。
今時こんな格好をしている中高生はいません。
完全にネタ扱いです。
(男は、短ランに「ドカン」と呼ばれる幅広ズボンに髪形はリーゼント。)
(女は短く裾を詰めたセーラー服にくるぶしまであるスカート。そして髪形は聖子ちゃんカット。)
しかし、市内でも有数なやんちゃな中学校に通っていた自分にとって、これはコントではなく日常の光景でした。しかも、これ以外の格好をしている方が少数派。
校則を守るといじめられるという、ネタを超越した場所でした。
卒業アルバムを見ると、みんなこんな感じ。
でも、いいやつがいっぱいいる良い学校でした。
中学受験で無菌室みたいな学校に入って過ごすよりも、その後の人生にとって、ずっと良かったと思います。
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コメント
今時、ドカンを知ってる人がどんだけいるのか・・・(笑)
横浜銀蠅世代(笑)
自分より、もう一回り上の方は、バギーなんですよね(笑)
しかし、ウルトラマンを死に追い込んだゼットンに、
ネタとは言えこんな絡みがあったとは・・・。
観たかったな~。
投稿: あきら | 2011/12/13 02:44