「畿内の大五芒星」に秦氏の影?
Facebook経由で同僚から「畿内の大五芒星」という地図を教えてもらった。
淡路島にある伊弉諾神宮と三重県伊勢市の伊勢神宮 内宮を結び、次に京都府 福知山市にある元伊勢 外宮の豊受大神社を結ぶ。
そこから和歌山県 田辺市にある世界遺産にも登録されている熊野本宮大社を結び、最後は滋賀県にある日本武尊の伝説でも有名な霊峰 伊吹山を結ぶと大きな五芒星が出現する。
より大きな地図で 畿内の大五芒星 を表示
オカルト雑誌『ムー』や加治将一の本に出て来そうです。
そして、これは自分が大好きな分野だったりする。
(加治将一の『舞い降りた天皇』も古代史を扱ったもの。)
興味深いのは、五芒星の中心にある五角形に古代の都(飛鳥浄御原宮、藤原京、平城京、恭仁宮、紫香楽宮、難波京、平城京、長岡京、平安京)のうち、紫香楽宮を除く全てが収まり、紫香楽宮も五芒星の中に入っていること。
さらにこの五芒星を構成する線上には、重要なお寺や神社がある。
例えば、琵琶湖に浮ぶ沖島にある奥津嶋神社。朝鮮半島に渡る玄界灘を守る宗像三女神のひとつ、多紀理姫神を祀っている。この神を祀る神社は少ないようなのだが、なぜここにあるのか、しかも藤原不比等が天皇の命で創立されている。
祭神や神社の縁起から秦氏(日本に養蚕をもたらし、広隆寺などを建てた。京都府 太秦にある木嶋坐天照御魂神社[通称「蚕の社神社」]は、秦氏の拠点があったと言われる。)の影響がありそうな気がしてならない。
調べるともっといろいろ出て来そうで興味は尽きないが、非常に奥が深いテーマなだけに生半可な知識と中途半端な時間では解明は困難だろう。
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