常識を疑う: 「スマホへのTwitter登録5000円」から考える
家電量販店で、スマートフォンへのTwitter登録作業を5000円でやるというサービスがあります。
ネットの中では、「ぼったくりだ」という声が多い。
実際、高いと思う。
でも、多くの人が「ぼったくりだ」思っても、「それでもいいからやってくれ」という人がある一定の割合でいれば商売になるわけです。
HISみたいな格安旅行会社よりもはるかに安い料金のLCC(格安航空会社)がある。
国際線が片道数千円とかで話題になっているアレです。
最近だと全日空系のピーチ・アビエーションが関空~福岡間をオープン記念特価片道250円で売り出してニュースになりました。
ここが安い理由だって、利益を削って安くしているわけではなく、徹底したコストダウンと「ふつうこれはタダでしょう?」というものを有料化しているから実現しているわけです。
だから、「スマホへのTwitter登録5000円」の貼り紙を店頭で見て、「ぼったくり」だと切り捨てるのではなく、
「こういう需要もあるかも知れない」
「他には考えられないか?」
「こういう相手ならイケるのではないか?」
と少し突っ込んで考えるべきではないでしょうか?
新しい商売とは、世の中の常識を疑うことからはじまることだと思うのです。
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