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2012/02/24

大企業病、それは「死に至る病」

古いパソコンから引き継がれたデータの中にこんな資料を発見。

1990年に富士通が出した川柳警句集『大企業病をぶっとばせ!』より。

「エレベーター ドアの開閉 客まかせ」
「出る杭を 叩いて上司 上を見る」
「新製品 自分の趣味で 開発し」
「新製品 ひとりよがりの 高機能」
「気配りの 十に八つは 社内向け」
「他社動向 知って安心 ようやく行動」
「修正を 重ねて最初に 逆戻り」
「手柄話 部下の苦労は そっちのけ」
「取りあえず 人を集めて ひと安心」
「大会議 主催者だけが 満足し」
「ユーザーの 声はどこかで 減衰し」
「席につく いとまもなしに また会議」
「ちょっと待て ほんとに要るのか その資料」

この警句集は、社内向けに作ったリーフレット。
ニッポン放送の番組で採り上げられて話題になり、書籍にもなってベストセラーに。

「『前例がない』『当社としてふさわしくない』こんな言葉や態度が出るようになったら大企業病の兆候です。」

と警告し、処方箋として、

「前例にないけどやってみよう」
「チャレンジしたら失敗してもみんなでほめよう」

と勧めていたのだが…

大企業病の克服は難しい。
わかっていても簡単にはいかない。

偉大なる創業者から直接薫陶を受けた世代が数多く残っていたソニーやホンダでさえ、罹患してしまった。
そして、残念ながら創業者の精神は語り継がれても、引き継がれることはなかった。

「大企業病」、それは日本を代表する企業がかかった「死に至る病」ではないだろうか?

週刊 ダイヤモンド 2012年 2/4号 [雑誌]
ダイヤモンド社 (2012-01-30)

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