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2012/02/23

やはりテレビ業界は変化に対応出来ないのだろうか?

日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ、電通は、2012年4月2日より有料課金型VODサービス「もっとTV(テレビ)」をスタートするという。

■新VOD「もっとTV」の凄さとは? 民放揃い踏み、期待の新サービスに迫る

前出の民放キー局に加えて、NHKも参加を検討しているらしい。
「アクトビラ」が失敗したままなのに、また別のサービスをはじめるのもどうかと思うが、テレビ局というのは変化に対応出来ない業界なのではないか?

報道によると、

・コンテンツは、単品だと2~300円、全話パックの可能性も?
・音声は2chステレオのみで、当初はサラウンド音声や二カ国語放送、副音声に対応する予定はない。
・「もっとTV」対応機器しか使えない。
・既存のテレビを「もっとTV」対応には出来ない。

およそ魅力的とは思えない。
今までのVODサービスがそうであったように、権利処理や素材の問題で懐かし系のコンテンツは出て来ないだろうし、旬のものや「視聴率に影響が出るもの」は難しいだろう。
そうなるとほどほどのものしか提供されないし、そんなものを見るために地デジ対応で買い換えたばかりのテレビを捨てて、「もっとTV」対応のテレビを買う必要性もない。
それ以上に、このご時世につまらないコンテンツに、金を出すほど視聴者は経済的な余裕はない。

それだったら、全録のハードディスクレコーダーに外付けのハードディスクを多重連結して1ヶ月分くらい録れるようにすれば、「もっとTV」の重要な機能のうち旬の番組の見逃し視聴対策はカバー出来てしまう。

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(BUFFALO 8チャンネル自動録画 HDDレコーダー DVR-Z8。HDD 2TB内蔵。8万円くらい)

今はまだ全録のハードディスクレコーダーも出たばかりだが、いずれハードディスクの大容量化が進み、長期間全録が可能になるのは当然の進化の方向である。
そうなると、つまらないコンテンツを買って観るためにわざわざ専用高いテレビを買う人は一部の奇特な人だけに限られるのは間違いない。

そう考えると、「もっとTV」は、恐らく第二の「アクトビラ」への道をたどると見るのが正しいのではないだろうか。

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