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2012/02/19

アフロ田中&小野寺の弟・小野寺の姉

昨日、2月18日に西田征史さんが脚本を手がけた映画『アフロ田中』が公開され、初のオリジナル小説『小野寺の弟・小野寺の姉』が発売された。

用事があったので、それぞれ当日に鑑賞し、購入出来ませんでしたが、翌19日にともにかなうことになりました。

『アフロ田中』は、14:00の回。

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開始ギリギリだったため、「お席がいっぱいです」との案内で最後列の右端に。
若い人が多いのかと思ったら、割といい年齢の人もいて安心。
やはり良い席には、若い人が多い。
20代のカップルに中高生くらいの男子はグループで、女子は2人組というのが多かったでしょうか。

内容的には、ラーメンズの舞台や『泥棒役者』を思い出させるような笑いがぎっしりのコメディ。
松田翔太は、原作のイメージのまま。これは見事です。
童貞男子を描いてもいやらしくなく、さらりと笑える内容に仕上げているのは、さすが西田流。田中の心の声の描写がツボでした。
劇場内から起こる笑いに、ついにんまりとしてしまいました。
こういう感じで知らない人同士が同じスクリーンを見ながら笑えるというのはいいものです。

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(鑑賞中に地震があって、ちょっとざわつき感がありましたが)

上映が終わると、中学生の男子グループ4人が売店で「これを観たら影響力が大きいよ」などと『アフロ田中』の感想を熱く語りながら、グッズの品定め。
何が彼らにとって影響力が大きかったのかはわかりませんでしたが、きっと琴線に触れるものがあったのでしょう。

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自宅近くの本屋になかったので、ターミナル駅の「丸善」で『小野寺の弟・小野寺の姉』を購入。(出版は、「映画化される本を出す」新保社長のところのリンダパブリッシャーズ。)
夢中になって『小野寺の弟・小野寺姉』を立ち読みしている人の姿を見つけた時には、うれしかったですね。(思わず声をかけそうになりましたが、一歩間違ったらかなりあぶない人です。)

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本屋に寄ると、つい衝動買いをしてしまい、気付くと大きな紙袋を抱えるくらいになっていました。

今週の通勤の友は、もちろん『小野寺の弟・小野寺姉』です。
原作にしばられない小説での西田ワールドを堪能したいと思います。

小野寺の弟・小野寺の姉 (リンダブックス)
西田征史
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