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2012/02/26

ソーシャルゲームも「下流喰いビジネス」に成り果てたか?

拝金主義の日経新聞にしては珍しく冷静な記事。

■行き過ぎたソーシャルゲーム GREEで不正行為の内幕 無法の「換金市場」と「射幸性」

ここにあるのはソーシャルゲームの「成功事例」。
中身やビジネスモデルを真似て、猫も杓子もGREEやモバゲーを目指していて参入しているが、彼らが描く「あるべき姿」は、本当にこれでよいのだろうか?

パチンコ以上に射幸心を煽って、金をむしり取る。
消費者金融に、パチンコにギャンブル、そして、次はソーシャルゲーム。
不安定な雇用と低収入で娯楽に費やす経済的な余裕のない人、学生や主婦といった人々から、いかにして金を効率よく吸い上げるかに汲々とする「下流喰いビジネス」に成り果ててしまったか?

それでどんなに儲かった、市場が拡大したといっても、およそ健全とは思えない。
また、それを是とする風潮の拡散は、日本人から額に汗して働く勤勉性を奪い、「どんなに安い仕事でも当たり前のものをちゃんとやる」という日本人の美徳であり、かつ最大の国際競争力を失わせてしまう。

日の丸と君が代で道徳心を涵養出来るわけではない。
宗教的な戒律もなく、都市化によって地域共同体による規範も失われた。
地域共同体崩壊後の受け皿になった会社共同体も崩壊してしまった今、放置すれば無制限な欲求のままに突き進む危険性がある。
いま一度、国民全体で本来の意味での徳育を考えるべきではないだろうか?

希望の国のエクソダス
村上 龍
文藝春秋
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