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2012/02/15

利益優先・コストダウン経営の限界

飲料市場で3強の一角を占めていたキリンビバレッジがついに脱落。

■キリンビバレッジが飲料業界5位に転落、カリスマ社長に重圧

さらに2年続けてのシェア低下でついに5位まで後退してしまった。
元々販売力もあり、有力ブランドもあって、最近では「午後の紅茶 エスプレッソティー」のヒットもあったので信じられない思いだ。

原因は同社の収益重視の戦略。
シェアを取りに行く他社と違い、キリンは不採算の販売先を絞って、利益を優先しているためだ。

しかし、その営業利益も2011年度は販促費を削った効果が出る程度で大幅増益は期待出来ないらしい。

利益優先で開発費を削り、投資を押さえ、コストダウンばかりで次につながることを控えて来たところが多いから、キリンビバレッジに限らず、似たような話は今後いっぱい出て来るだろう。

コストダウンを経営と勘違いしている経営者が多いからなぁ…

僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史
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