震災から1年、経験は生かされているのか?
震災から1年。
その日は事務所の中にいましたが、長い揺れだったので、携帯のカメラでその瞬間を動画を撮っていました。
その時の反省はちゃんと今に生かせているのでしょうか?
避難場所は適切に選べているのでしょうか?
役所やビルの管理会社が指定した場所だから、と思考停止になっていませんか?
自分の足で歩いて、自分の目で確認して、火事が起こったら、道路が寸断されたら、など想像力を働かせてみた結果でしょうか?
ビルの耐震設備やマニュアルを過信して誤った誘導をするようなことがあれば、また多くの犠牲を生むだけです。
「のどもとを過ぎれば」とは言いたくありませんが、少なくともその経験が十分に反映されているとは思えません。
役所のいう通り、水と食料の備蓄を3日分増やせばいいというものではない。
電気・水道が止まった時は?トイレは?灯は?薬品は?状況把握のための情報収集方法は?消防や警察との連絡方法の確保は?ケガ人発生時の搬送方法は?
ざっと考えただけでも、これだけありますが、非常に混乱なく対応出来るのでしょうか?
マスコミも含めて、ちゃんと問題提起が出来ているとは思えません。
首都圏直下型地震が起こったら、また同じように大混乱になってしまう気がします。
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