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2012/09/17

尖閣問題の次の展開

9月11日、日本政府が尖閣諸島を国有化した。

それを受けて、中国国内では反日デモが勃発。
もはやデモの域を超えて暴動と化している。

9月14日には、中国の監視船6隻が尖閣諸島周辺海域で領海を侵犯。
警告する海上保安庁の巡視船に対して、逆に「中国の領海」から退去するように言い返される始末。

過激な石原知事の東京都に買われるよりは、中国の反発は少なかろうと動いた政府の期待は見事に裏切られた形である。

この問題がどう展開するか予想してみる。
恐らく、南沙諸島と同じやり方で進めるだろう。
そうなると、まずは漁船を大挙派遣する。
海上保安庁の巡視船では取り締まれ切れないくらいの数だ。
漁民は、尖閣諸島に上陸して占拠する。
政府は中国政府に漁民の退去を要請するが、なしのつぶて。
やむなく、海上保安庁と沖縄県警が排除に動く。
すると、中国政府は「自国民保護」を目的に人民解放軍を派遣し、尖閣諸島を占拠する。
日本政府は、退去を求めるが退去せず。
アメリカも「二国間の問題」として日米安保条約を発動せず。
実力排除を諦め、首相は「中国政府に対し、強い遺憾の意」を発表して終了。

一度奪われてしまったら、取り返すのは戦争以外の方法はない。
戦争を回避するためには、中国漁船が押し寄せる前に海上保安庁だけでなく、海上自衛隊も派遣し、島には陸戦隊を配備するべきだと思う。
強い意志を示したうえで交渉を進める。
そうでなければ、平和的な解決はない。

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