風向き
弱いながらも追い風は吹いているように思える。
帆は風をはらむが、大きな船体を前に進ませるほどの力はない。
そんな感じだろうか。
それ以上に港につなぎ止めているともづなを自ら解くことも切ることも出来ないでいるというのも問題だが。
一気に引きちぎるくらいの風が吹けば違った展開もありそうだが。
中上健次VS村上龍―俺達の舟は、動かぬ霧の中を、纜を解いて、ー。 対談+短篇小説+エッセイ (1977年)
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中上 健次 村上 竜
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