日経新聞の見出しがスポーツ新聞的な理由は?
日本経済新聞(日経)の「ドコモからiPhone5」の記事が出た。
昨年の「日経ビジネス」に続き、日経系のメディアで2回目だが実現していないし、正式発表も出ていない。
そのことから「飛ばし記事」「東スポ並み」と言われているが、これに対して当の東京スポーツから複雑な心境を吐露するツイートがあったらしい。
■「ドコモがiPhone導入検討」と日経報道 一方東スポは「複雑」な心境
日経は大手紙の中で駅売りの比率が高い。
発行部数300万部の1割くらいだったはずだから30万部。倒産直前のナイタイ(内外タイムス)並み(!)だから決して決して無視出来ない数だ。
そう考えると見出しで買ってもらうためには、スポーツ紙的な一面になるのも当然かも知れない。特に休む記者が多く、企業からのリリースも少ない土日明けの月曜日はその傾向が強い。
会社に入った頃、おじさんたちがスポーツ新聞の記事をネタに話をするのと同じような感じで「日経見た?」と社内や取引先と話すのを見て、どこか「古い」感じがしたのを思い出した。
あれから20年近く経ったが、今も同じように感じている。
今ではネットやメール、SNSの発達で紙や放送メディアよりも早く情報が入って来る。
新聞に載った時点で、もう古い話で、それを見て動き出しても遅すぎる。
記事に出た企業は、数ヶ月~数年前から準備をしていたわけで、実用化あるいは製品化される段階まで来ているのだから。
自分の集めた情報の答え合わせと、情報の重み付けと切り口のチェックに使ってはいるが、その程度でしか使っていない。新聞やテレビが必ずしも正しい訳ではないと疑ってかかっているので、どうしてもそういう見方になってしまう。
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